ローファンタジーな世界観の中、作中の洗濯知識はガチなこの作品も、もう4巻。
まずはそれだけやってて洗濯ネタがまだ尽きていないあたりが、凄いと思います。
一方のファンタジー要素も、実に多彩なお客さんが来る事で、さながらあやかし図鑑なてんこ盛り具合。
そんなお客さんと鬼桐さん・茶子のやり取りに、笑わされたりほっこりさせられたり。
さらには茶子が大学卒業後も洗濯屋鬼桐を手伝う決意をするなどエモい話もあり。
何かが無茶苦茶グサッと刺さるような作品ではないのですが、何となくこの心地よさに浸りたくなります。
なお今回4巻では、話と話の間・おまけページのイラストが結構じわっと来ました。
「うしろから、となりへ。」とか、茶子が魔王くんを膝枕していたりとか。