人間界でごく普通の生活を送っていた青八木まいは、ある日、母親が魔界の王と再婚したことから、魔界からの転校生で吸血鬼とのハーフの黄金崎ミラと突然姉妹になって、一つ屋根の下共同生活を送ることになるというストーリーです。まいとミラが最初は距離感を掴むことにお互い戸惑いながらも、家族としてだんだんと距離を近づけていく描写がとても見ていて微笑ましく、他にも勇者の子孫や魔女のクラスメイト、ミラの家族や魔界での幼なじみなど、魅力的なキャラたちに支えられて、着実に成長していく姿に、思わず親として見守るかのような気持ちにさせられる、そんな温かな作風が心地良い作品です。