Bon_voyageさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2020!

だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん! (1)
佐野妙
竹書房
2020-02-27
愛知といえば…、となると名古屋市以外を思い浮かべる人は他県の人には少ない。でも名古屋とは違う独特のアイデンティティを持っている地域はある。 そんな豊橋市の魅力ある名産や名所を、豊橋に移り住んだばかりの国元ほのかと、ベテラン豊橋市民の同級生たちが探求するという、これまであった同モチーフの漫画よりも細かな(?)切り口で描いた一作。 もちろん、地元の方である作者が持つ豊橋への愛が作り出す作品だけれど、豊橋という街だけでよくこんなにネタが続くなぁと。作者の豊橋への愛が作り出すテンション高めな空気で、他所者に未知のものでもすんなり受け入れさせる説得力がある。
若奥様は侵略中
佐野妙
ぶんか社
2020-09-26
同じく挙げた「だもんで豊橋が~」と同じ作者だが、こちらはSF風味とともに、ヒロインと旦那様とのラブラブぶりと、作者の他作品とはちょっと違うキャラ周辺の乾き気味な空気感と乾き気味のキャラ描写がどれも魅力。 あと、異星人であるヒロインから出てくる触手がおりなす動きの描写や感情表現が、可愛らしいというか艶っぽいというか、なんかイイ。
未選択
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Bon_voyageさんの既刊部門4コマオブザイヤー2020!!

奥さまはアイドル (11)
師走冬子
竹書房
2020-08-27
今回は「まゆりん七変化」というか、まゆりちゃんの外見より内面の成長が見られる時期なのかなと。 博嗣さんとのラブラブはいつものこととして(まあ…)、松川さんとも、てぃあらちゃんとも、関係性がより深まっているし、新しい形のお仕事を描いたり、まゆりちゃんが新しいキャラクターと少人数での会話でドラマ作りをしていたり、描き方にも新しい工夫がいろいろ入ってきたように感じる。
あいたま (13)
師走冬子
双葉社
2020-09-12
暮巳あいちゃんとアイドルたちの競演(むしろ狂宴?)もついに終わってしまった。 最後までテンション高い、笑いどころ多いままで作品を描いていくあたりはほんとに流石だと。 あいちゃんがタジタジになる学校のラスボス(笑)が登場したり、アイドルバトルまで起きるのも一周回って笑いに結びつくコテコテ感ありますが、ラストはみんな一緒の感動のラストに持っていくところもやはり流石です。
大奥より愛をこめて (2)
松阪
芳文社
2020-03-05
この作者の作品は、歴史ものに現代のモチーフを入れ込んでオチにしたり、シリアスとギャグのさじ加減というか、そういうところの作り方が手堅い域にまでなっている。 2巻だと、主人公周りよりも大奥のリーダー格である大崎様と松平定信とのラブストーリーが凄い面白くなっているのが、まあ上手いよなぁと。
鬼桐さんの洗濯 (3)
ふかさくえみ
竹書房
2020-07-17
キャラクターの多さ、幅広さはもちろんだが、巻を増すにつれて洗濯に対する造詣の深さ(タイトル…)も増していくのが凄い。読んでいると洗濯のやり方や布地の種類まで詳しくなっていく。 なにより妖怪とか洗濯とかキャラ間の関係性とか様々な要素を大量に入れ込んでいるのに、読む側を混乱させない構成力の高さが、ね。
年上の物理女子は可愛いと思いませんか? (2)
ミツナナエ
芳文社
2020-02-06
1巻のときからそうだけども、この作品を読んでいると湯川さんと朝永くんの不器用な恋を応援してしまうんだよなぁ。 でももちろんそれだけではなく、この二人の周りにも不器用な恋をしている子たちがいたり、本題の湯川さんと朝永くんの恋はうまく進むどころか明後日の方向にドタバタと。 だがそれが面白くなる理由。もっと長くこの不器用な恋とドタバタぶりを応援したかった…!

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