4コマオブザイヤー2024
結果発表 コメントピックアップ
新刊部門 全結果
既刊部門 全結果
▲
▼
4コマオブザイヤー2024 - 投票コメントピックアップ!!
ジャンルセレクト
すべて
青春
恋愛
趣味
仲間
家族
仕事
人生
歴史
ファンタジー
百合
ギャグ
SF
ゆるい絵柄で目つきが据わった会社員たちの血で血を洗うバイオレンスオフィスライフ。Twitter(現X)でよくRTされてくるヤベェ漫画が単行本化されたので買ってみたら、期待を裏切らない無軌道さが頭から尻尾まで詰まった一冊でした。
姫ばあちゃんと愛犬・ナイトの周りには今日も色々な人たちが集まってきます。姫ばあちゃんとナイトを中心に放射線状に繫がっていた人間関係に横のつながりができて、一つのコミュニティーが出来上がっていくのがうれしい気持ちにさせてくれます。今作で四季ごとに章が立てれれていて、季節ごとにナイトが可愛い姿を見せてくれて幸せな気持ちになります。
猫守さんが一言も喋らないのが可愛くて怖くもある。過去に成敗された動物たちが再登場し、それがまたオチになっているのもストーリーとして良い。ラストの猫守さんがどうしてこうなったかの話は実際にあった事を彷彿とされたのでぜひ読んで欲しい。
オタクの少女が友達を作るためにひたすら頑張る話。 登場人物みんな可愛いしいい子で、読んでいてずっと楽しい作品 友達と言うには時々挙動が不審な娘が一人いるけど、二巻を見てから読み返すと割と正気を保ててるね、えらいね、という気持ちになれます
最初は社会人と妹ロボットの日常4コマだと思って読み始め、少しずつ真相がわかるにつれて何とも言えないゾワッとした気持ちになっていった。自分の理想を他人に押し付けてしまうこと、好きな人や物事が自分の思い通りにならないこと、そういった日常の中のありがちな行き違いを突き詰めていくとこうなってしまうのか…と恐ろしさすら覚える、非常に印象に残る作品。
2024年この激重百合がすごいマンガ大賞。1巻の牧歌的な作風から急転直下、一気にアクセルを踏み込み、猛スピードで突っ込んでいくさまを毎日の連載で読めたのはほんとうに僥倖でした。クールを装った女の子の闇落ち百合が読みたい人におすすめです。
「罰ゲームで好きな人に告白」という登場人物の飛鳥くんならずとも「どういうことだ?」と思ってしまう導入の4コマ。その後に続くのが謎かけで告白し合う展開。こんなの読みたくなるに決まっています。麗しい姿に対し小学生レベルな性格の高嶺さんと、それを受け止める男っぷりの良い飛鳥くんの恋模様は、同じクラスの一員になって見ていたい気持ちにさせてくれます。極上のラブコメ4コマです。
今わの際の旦那さんに背中を押されて同人誌に復帰した古参オタクがジェネレーションギャップ&一般人とのギャップに戸惑うドタバタぶりが騒がしくて楽しくも、ちょっぴり修羅場なファミリードラマ。同人誌描きのリアリティあふれる描写と微妙にズレつつ互いを想う家族模様に作者の深い理解を感じます。
大学生の生活を描く作品は数多くあれど、ここまで学業の方に振った作品はなかなか珍しいのでは 文系学部出身の身としては、理系(生物学科)の学生がどのようなことをしているのかを知ることが出来て興味深く面白かった。 また、研究室メンバー3人の友情もほほえましく、まさに副題の~ギャルと科学と青春と!~が表す通りの作品でした。
獲物として捕らえたうさぎから愛の告白を受けるきつね。どんなに邪険にしようとも追いかけてくるうさぎ。その理由は死の淵にいたうさぎの命を救ったから。その日からうさぎの胸には熱く昂る感情が生まれた。動物キャラクターですが内面に人格を付与されている擬人化作品です。それ故に「愛」という感情を理解しています。恋愛、家族愛、親愛とうさぎときつねの周りには「愛」の物語が描かれているのです。その「愛」の表現の暖かさが胸に染み入る作品となっています。
エルセと友情を結んだアクサナの活躍が大変に良い印象を残します。あこがれのフィグネリアの住む森への遠征、ぎくしゃくしている兄との関係に悩みをエルセたちに相談する等。硬いイメージのあったアクサナのキャラクターが大きく飛躍したのがこの4巻の面白さの肝です。アクサナが腹をくくって兄と向き合うことを決めたとたんに、あれほど怖いイメージのあった兄に隙がみえる演出を仕掛けてくるところがたまりません。
馬鹿と天才は紙一重・・・な性格の夫「石田三成」とそれに振り回される妻「うた」を描いた漫画。 ツッコミポジションのうたが結構なドジっ娘なせいか、むしろ石田三成夫婦の関係者が大変・・・ 史実を崩さず無理なくギャグ描写を仕込む重野なおき先生の手腕は相変わらず流石ですね。
師走冬子先生久々の新作ぅー。縦ロールのいかにもお嬢様ってお嬢様が、時にお嬢様らしからぬ行動力を駆使して…、ってところが面白さの肝ですね。 お嬢様のハチャメチャぶりと、そんなお嬢様の脇を固めるキャラたちのキャラの立て方も様々で楽しいですわ(嬢)。
待望の井田パイセン表紙♪ 休日のみっちゃんと吉田くんが新しい店を開拓しに行く神回があったんですけど、この二人の場合「お前らもうくっついちゃえよ!」じゃなくて、「守りたい!この凸凹コンビ」って感じになるのは私の気のせいなんですかねえ。
個人的にのんびりと自転車で島を走るのが好きで、その楽しさや雰囲気の良さ(とちょっとの辛さ)がよく描かれている作品。今巻はしまなみ海道のみならず、登場人物の住む今治周辺のエピソードも多く、この地域の魅力をさらに感じられた。今治としまなみ海道沿道はそれぞれ2回ずつ旅行で訪れている好きな地域なので、読むたびまた行きたくなっています…
政争に翻弄されても己の想いを貫き通した篤姫様と、成り行き任せの人生から一歩踏み出して戦うお福さん。対照的なこの二人が表紙で並んでるのはどちらも主人公と読み取れてしまいます。…硬い話を抜きにすると、気弱で呑気で食いしんぼでむちむちなお福さんがあたふたと頑張る姿が大好きでした
出会う筈のない二人がある日、突然に結婚する事になる作品はいくつもあるが、この漫画は時代背景や価値観も相まって設定に無理がありません。少しずつ進展して行く二人の関係を見て心穏やかな気持ちになります。一つ心配なのは軍人という職業だから、ものすごく不安なので幸せを祈るばかりです。
ダジャレを楽しむ漫画ではありません。「ダジャレを言う」という行為とそれにつきまとう「空気を読む/読まない」の繊細な距離感について描かれた作品です。このテーマ、高校生活そのものという気がします。独特の視点から青春を切り取った良作です。
「義母と娘、見た目(背の高さ)が逆なのでは?」という捻りをまず感じると思うのですが、実は義母の方が恋という気持ちをわかっていなかったという捻りを更に加えてきた所でなるほどと思いました。義母と父とその娘の3人で新しい家族になるために手段を使う強かさになんだか読んでて励まされた気になったりもして。全員幸せになれるような、オリジナルな関係に行き着いてほしいとつい思ってしまいました。
三国志の中でも群を抜いて有名な「赤壁の戦い」がついにクライマックスへ。曹操軍を打ち破るために策を練る孔明、孫呉軍が有利な水上戦で勝利を掴もうとする周瑜。圧倒的な戦力を持つ曹操は今までにない油断を見せてしまう。この作品のたまらないところは正史と演技を織り交ぜながら、杜康潤の「三国志」を読者に提供するところです。月英が曹操の元へ行き孔明と龐統の策を成し遂げるのに大きな力になるなんて杜康潤三国志ならではの面白さです。
実際のヒーロー特撮番組なんかだとヒーローヒロイン役同士がくっついた例なんかはたまに聞くけど、この組み合わせは意外っちゃ意外ですわね。 特撮ものがモチーフとなるだけに、キャラ付けが色とりどりでどのキャラにも面白さというか魅力あり。あと撮影スケジュールや放送スケジュールを基盤にして展開が作られてるところがマニアックだなと。
苧環くんと穂高さんの恋路は道草食うかのごとく回りくどくてじれったらしいが、それでも2人は必ず上手くいく。・・・ような気がする。どんなに道草しようが行きつく先は決まっているし、苧環くんは野草が無くても穂高さんと一緒に居たい(98ページ目でそう言っている)と想っている。2人で仲良く野草を眺め、2人で仲良く料理し、2人で仲良く食べる。私これ知ってる。尊いってやつだ。私の心の中にいる苧環家のお父さんがウキウキしながらこう話した気がした。
6巻ではおこめ代表たちみんなアウトドアな回が多かったですね。動物園とか普通のお出かけとか、疑似水着回もあったねぇ。 そして3Dスキャンとか外側にいるクリエイターとの交流とか、新しいことにも積極的なおこめ畑の面々。 6巻まで続いててもまだまだ面白さの期待を裏切らない高打率な回が多いのが良い。
きれいなお姉さんとむっちりお太りさんは全てを解決する…!そんな過激思想で突き進んできたフェチ漫画が遂に完結。単行本描き下ろしの後日譚は「これ膨らませてもう一冊描いてくださいよォーッ!」と叫びたくなってしまってもうもうもう!
21年続いた長寿作品もついに完結・・・「きれいにたたむ」を体現した最終巻。 特にらいかと竹田、カズ君のエピソードはとても綺麗に纏められていました。 むんこ先生の作品は世界観を共有しているので「らいか・デイズ」は終わっても花丸町の物語はしばらく終わらないでしょう。
「お仕事×お酒×ラブコメ」な作品で、毎回リアル日本酒が登場する「酒カタログ4コマ」でもあります。 ストーリーと日本酒の絡めかたがウマイなあと感じます。 登場するリアルお店のつまみメニューはすごく食べてみたい。東京住みで酒が飲めたら行ってみたい店ばかりです。 推しキャラは西園寺さん。底が深くて、でもイイヒト、だと思う。
和村ちゃんにだけ見せる、からかい上手の瑠東さん。それは、和村ちゃんが弄りがいのある子だからではなく…。回想シーン、そして「第0話」の後で1巻を読み返すと、瑠東さんがこれまでとまったく違う姿に映る構成の絶妙さ。お互いに余裕のない二人だからこそ、心の波長が合う…そんな不器用でかわいらしい関係があったっていいじゃないか!
きもちわるい女ときもちわるい女が出会ったらどうなるのか? 何気に1巻から登場していた図書委員がその本性を現した時、主人公とのディスコミュニケーションの果てに繰り広げられる意味不明な頭脳バトル。優秀ながら倫理観と正気度が終わってる者同士、収拾がつくわけもなく… 。勝手に戦え!
マグロが好きな人間と捕食されたがるマグロという相容れない関係でエッジの効いたコメディを展開しつつ、価値観の相違に絶望せず都合よく安易に理解もさせないでひたすらに向き合い、決定的な断絶を抱えたままでも共に過ごせるかを最後まで問い続ける。もし選ばなければならない時が訪れたら、わたしたちは倫理の彼岸を渡ることはできるのか?逃げずに結論を出す誠実なラストは衝撃的でもあり納得でもある。異種族交流モノの傑作。
年1の定番で一生読んでいたいSF(すごくふざけた)日常コメディ。メインキャラクターのやり取りはそのまま、クラスの人にもフォーカスして全体的に"仲良し"だけではない人間関係を描いているのに殺伐とし過ぎてないのが良い空気感ですよね。 4巻の中だと映画回が一番好きで、「でもいいんじゃないの 友達の前でくらいキモくてもさ」というオタクの救いになる言葉と、"キモ"を受け入れてくれる人たちの素晴らしさよな!
バンド物に奇跡のガチャ要素の加わった、ちょっとおかしなバンドストーリー。2巻で完結ですが、この漫画のポテンシャルは完全にできった完全燃焼の展開で大変よござんした。芽衣さんが心底ベーシストなのな、の辺りは本当に好きです。みんなを支えたい、からくる終盤の展開も納得でした。
最後新しい始まりで終わるの、旅ものらしいラストですごく良いなと思いました。 博士がなんだかんだ優しくていい人だから、最後まで嫌な気分にならずに読めたのかなとかも思います。 毎回刺さる言葉があって、でも真面目だけじゃなくちゃんと面白さもあって、そこのバランスが最後の最後まで崩れなかったの本当に素晴らしかったなと。 個人的には、絵の世界と人間の世界が特に好きだったな。 結局わたしも人間(わたし)を知りたいんだのセリフが特にしみました。
夢破れて、それまでの積み重ねを “基礎から爆破” されたピアニストが、再会した幼馴染と共にもう一度ひとつひとつ積み上げてゆく再起の物語。一見、清楚な子が騒がしい子に振り回されてるようで、実は二人ともおもしれー女だったり、ボケツッコミしながらも互いに決めるところは決めたりする。根っこのところで波長が合う二人だからこそ、凸凹コンビの連弾が成立するのであろうか。
ヒロインは一度ピアノに挫折していますが、主人公に頼まれてまた弾くようになる。自分のためではなく、他人のため。だからこそ、嫌いになったピアノにも向かい合える。それってひとつの救いじゃないかと思うのです。落ち着いた雰囲気の中、丁寧に少女たちの心の交流を描いた傑作です。
人気がなくなり、解散したアイドルグループの再起。口で言うのは簡単だけど実際は一からのやり直しどころか、オワコンの印象が付きまとうマイナスからのリスタート。にもかかわらず、前作『こみっくがーるず』譲りの主人公のテンションは陰鬱な空気をきれいさっぱり吹き飛ばし、周囲を巻き込んで旋風を起こす! レッドオーシャンの世知辛さを描きつつも、その中で這い上がってきそうな予感を抱かせる強さと勢いが主人公たちにはある。
ココアの成長ぶりと、チノそしてティッピーの始まり。未来へ進みゆく姿と過去を並行して描くことで、文化祭のモチーフとなった不思議の国のアリスのごとく、あっちこっちへ飛ばされているかのような錯覚を覚える。「日常の中に不思議の交差点」とアニメで歌われているとおり、現実と非現実、過去と未来が交錯する木組みの街から目が離せない。
運命の1923年9月1日の足音が近づく不穏な展開。当日を前に、紡の選択は……ラストの出会いであり再会でもあるシーンは作品のテーマとも言える百年を超えた物語の本当の意味を感じさせ、初めて読んだ際には感動のあまり放心状態になりました。物語全体を通じて大正時代の設定をこの上なく生かしており、終わり方も含めて最高でした。でもやっぱり4巻で終わるには惜しかったという気持ちはある。
「甘ちゃんがよ…」陰キャだけど言いたいことはハッキリ言うオタクによる、わがままでめんどくさい歌姫のプロデュース。なんとも頼りない上にバチバチの喧嘩ップルだけど、周りからの弄られも相まってどこか微笑ましくもある。よちよち歩きでも前へ進もうとする二人、果たして大成できるのか?
陰キャでお風呂きらいの女の子がフィンランドから来たサウナ好き女子と出会うことでサウナの楽しさに徐々に目覚めさせられる話(笑)。「ゆるキャン△」以降続く、楽しい趣味を描く今のきららの定番コンセプト、その最新作でしょうか。個性的な女の子4人がそれぞれのスタンスでサウナやお風呂を楽しむ姿に和まされますね。毎回のようにサウナの蘊蓄がふんだんに盛り込まれるのも勉強になって楽しい。
最初っから大好きな作品です。 20歳に見えない探偵と成績優秀で大食いなJKというコンビが、まずもって面白いですし、そこに怪力お嬢様が加わって、もうとにかく面白い。 律歌が学校に潜入する回が特に好き。謎解きが本格的で面白いですし、律歌が後輩扱いされるのも良い。 それと、親がいない設定が今後どう生かされるかも気になる。 最終的には音都のハイスペックさと律歌の頭脳明晰さにやられます。
放送終了が決まったラジオ番組の終了回避をかけてリスナーの女の子がタイムリープを繰り返すSFストーリー。タイムリープものは数あれどここまで超気軽にタイムリープを繰り返す主人公も中々ない。しかし好きなラジオ番組を存続したいという熱い思いには惹かれますね。昨今のVTuber配信と同様、はまってるラジオ番組で過ごす時間ってそれだけの魅力がある。
すずメインの1巻→翼メインの2巻、ときて3巻はひなメイン。バードウォッチングで学んだ鳥の生態と、ヒューマンドラマ的なメッセージ性を上手にからめる構成も健在。今回の巻は、ひなと「生存戦略」の話をからめてた。各巻ごとに1冊の中でやりたいことが考えられていて好感が持てる。 岬との関わり合いの中で、ひなが少しづつ自分なりに歩んでいくストーリー、とても良かった。ひなと岬、親が有名っていう似た境遇同士だからこそ、通じ合える部分があるっていうのもエモい。
時事の話題を積極的に取り入れ更に切れ味を増した銭ゲバ系のギャグが面白いが、そこで印象付けた現実の日常を足元から崩すホラーシーンの暗転が本当に恐ろしくて上手い。だがもっと恐ろしいのは、ホラーな事態が終わるとギャグとして回収されてしまうこと。笑いと恐怖、正気と狂気がいつの間にか切り替わって呑まれていき本当に帰ってこられたのかわからなくなる無二の感覚がたまらない。
ゆるキャン△や恋アスがそもそもブラタモリっぽいと思える話がいくつもあるんですが、まさか本当にブラタモリをやるきらら4コマが出てくるとは思わなかった。街中に点在する興味深いスポットを求めて探索を繰り返すコンセプトはほんとにあの番組そのまま。 かわいい女の子が市中あちこちを駆け巡る話が楽しくないわけないです。訪問するスポットの詳しい掘り下げも見事で、そうした実在の場所をテーマにしていることで書店方面でも注目を集めているようで、これからも期待されますね。
前作のニチ以で趣味全開な作品を出してきたが、今回はそれに輪をかけて尖っているぞ!Vtuber!レヴュースタァライト!ベストマッチ!いや敵幹部が龍と兎と蛇で、技名がパンドラボックスはやりすぎだよ!それはそれとして、ケモノとリョナ描いてる時は先生むっちゃ筆乗ってるなーって感じする。連載が最終決戦中だが、最後までつきあいたい。
榊姉妹の激しさや棘が垣間見える関係、そこに癒しでバランスがとれるかかと思いきや、かき乱してしまう穏やかじゃない神様の存在、そして作者の癖になるワードセンス。ファンタジー要素が加わって過去作よりも予測不可能な面白さが増しており、今後が楽しみな作品。
後半、自動車会社からのお仕事で「ああ、あるんだよねこういうのって」と思いながら、キャラの設定(見た目と中身と立ち回り)が個人的にハマッたため、読んでいて没入しそうになった作品。 なんだかんだでハイルさんの成長はわが子の成長のようにウレシイ。デザインはじめクリエーターの力は、誰かが統合させて生きるものなんだなぁと。 そしてやっぱり大座さん推しです。毛先緑バージョンをカラーでみたい。
幼少期のみらあお、今までの登場人物にそれぞれスポットを当てた話、運動会、水着回、そしてみんなの将来・・・と内容が盛りだくさんで読み応えが半端なかった最終巻。 「小惑星を見つける」という夢をみんなの力で叶えていく終盤の流れに胸が熱くなりました。
まさに大団円といえる完結巻。3年間積み重ねてきた経験や知識、人とのつながりが無事に結実しての結末は本当に感動的でした。 また、作品が完結するタイミングで恋アスが由来となって生まれたWebアプリ「COIAS」によって発見された小惑星に"Ao"と命名されることが決まったことも、この作品が非常に多くの人に愛されているのだな、と感じられる素晴らしいエピソードでした(最終巻発売直後というタイミング、凄すぎる…)。
美大生&不健康な人あるあるネタのコメディが楽しい。表情豊かな手描きタッチの絵柄やフキダシ、みっしり書き込まれたセリフや余談など、見ているだけで楽しくなる。高密度なのに余白や線の太さのバランスをしっかり取って読みやすくする工夫にも凝らされている。
1バンドマンとしての成長、結束バンド全体の成長、自己顕示欲の成長(?)…と人として変わっていってるひとりちゃんを感じる良いエピソードでした。 この巻で初登場のAmeもしっかりキャラを確立させ、エピソードの肝として作品に溶け込んでおりスムーズに読むことが出来ました。
たくさんの投票ありがとうございました