待望の井田パイセン表紙♪ 休日のみっちゃんと吉田くんが新しい店を開拓しに行く神回があったんですけど、この二人の場合「お前らもうくっついちゃえよ!」じゃなくて、「守りたい!この凸凹コンビ」って感じになるのは私の気のせいなんですかねえ。
個人的にのんびりと自転車で島を走るのが好きで、その楽しさや雰囲気の良さ(とちょっとの辛さ)がよく描かれている作品。今巻はしまなみ海道のみならず、登場人物の住む今治周辺のエピソードも多く、この地域の魅力をさらに感じられた。今治としまなみ海道沿道はそれぞれ2回ずつ旅行で訪れている好きな地域なので、読むたびまた行きたくなっています…
陰キャでお風呂きらいの女の子がフィンランドから来たサウナ好き女子と出会うことでサウナの楽しさに徐々に目覚めさせられる話(笑)。「ゆるキャン△」以降続く、楽しい趣味を描く今のきららの定番コンセプト、その最新作でしょうか。個性的な女の子4人がそれぞれのスタンスでサウナやお風呂を楽しむ姿に和まされますね。毎回のようにサウナの蘊蓄がふんだんに盛り込まれるのも勉強になって楽しい。
すずメインの1巻→翼メインの2巻、ときて3巻はひなメイン。バードウォッチングで学んだ鳥の生態と、ヒューマンドラマ的なメッセージ性を上手にからめる構成も健在。今回の巻は、ひなと「生存戦略」の話をからめてた。各巻ごとに1冊の中でやりたいことが考えられていて好感が持てる。 岬との関わり合いの中で、ひなが少しづつ自分なりに歩んでいくストーリー、とても良かった。ひなと岬、親が有名っていう似た境遇同士だからこそ、通じ合える部分があるっていうのもエモい。
ゆるキャン△や恋アスがそもそもブラタモリっぽいと思える話がいくつもあるんですが、まさか本当にブラタモリをやるきらら4コマが出てくるとは思わなかった。街中に点在する興味深いスポットを求めて探索を繰り返すコンセプトはほんとにあの番組そのまま。 かわいい女の子が市中あちこちを駆け巡る話が楽しくないわけないです。訪問するスポットの詳しい掘り下げも見事で、そうした実在の場所をテーマにしていることで書店方面でも注目を集めているようで、これからも期待されますね。

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