tandenmaxさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2024!

てくてくっ!秘密リサーチ (1)
さいにゃん
芳文社
2024-05-27
美少女×街歩き、めちゃくちゃ自分の趣味にドストライクな作品が現れてしまいましたね… 取り上げられているスポットもなかなかにマニアックで、その手の知識にはある程度自信があったものの、新富町ランプがあんなに面白い構造になっていて未成道まであるとは知らなかった…となったので、そういった層にも非常にオススメしたい作品。 また、本作はいわゆる「おじさんの趣味を女の子がやっている漫画」のジャンルに属していると言えそうで、その中では比較的金銭的負担が少ない趣味(交通費と撮影機材くらい)なので、そういった面でリアリティがあって良いなと感じた(サイン会に参加した際に、先生が「高校生の経済力で行ける範囲で」という旨のことを仰っていた)。実際にひぐれやすかいのような子がいる可能性を信じています…
ラララボ☆: ~ギャルと科学と青春と!~ (1)
駒込ぴぴ
小学館
2024-07-11
大学生の生活を描く作品は数多くあれど、ここまで学業の方に振った作品はなかなか珍しいのでは 文系学部出身の身としては、理系(生物学科)の学生がどのようなことをしているのかを知ることが出来て興味深く面白かった。 また、研究室メンバー3人の友情もほほえましく、まさに副題の~ギャルと科学と青春と!~が表す通りの作品でした。
スポチャン! (1)
土管
芳文社
2024-11-27
4人のキャラ立ちが非常に明快でまたギャグのテンポも心地よく、部活ものきらら4コマの新星だと感じた。あまり他作品と比べるのも憚られるかもしれないけれど、きららMAXで近年の運動部ものといえば『はんどすたんど!』が個人的にすごい好きで、そこに迫る勢いを感じたので今後の連載も非常に楽しみ。 また、題材としているスポチャンについて失礼ながらそれまでその存在を知らなかったが、思わず興味が出てYouTubeで試合の動画を見てしまうほどその魅力が分かりやすく丁寧に描かれており、こういった新たな発見があるのも漫画を読む楽しさの一つだな、と改めて感じた。
はらぺこ少女と探偵と (1)
りの
芳文社
2024-04-25
コミケでりの先生のイラストに一目惚れして以来毎回本を買わせていただいているので、きららで連載が読めるのがとても嬉しい…
妹・サブスクリプション
橋本ライドン
講談社
2024-03-08
最初は社会人と妹ロボットの日常4コマだと思って読み始め、少しずつ真相がわかるにつれて何とも言えないゾワッとした気持ちになっていった。自分の理想を他人に押し付けてしまうこと、好きな人や物事が自分の思い通りにならないこと、そういった日常の中のありがちな行き違いを突き詰めていくとこうなってしまうのか…と恐ろしさすら覚える、非常に印象に残る作品。

tandenmaxさんの既刊部門4コマオブザイヤー2024!!

紡ぐ乙女と大正の月 (4)
ちうね
芳文社
2024-03-27
100年の時を越えて結ばれる愛の尊さを全人類に見てほしい、ただそれだけです…
恋する小惑星 (6)
Quro
芳文社
2024-08-27
まさに大団円といえる完結巻。3年間積み重ねてきた経験や知識、人とのつながりが無事に結実しての結末は本当に感動的でした。 また、作品が完結するタイミングで恋アスが由来となって生まれたWebアプリ「COIAS」によって発見された小惑星に"Ao"と命名されることが決まったことも、この作品が非常に多くの人に愛されているのだな、と感じられる素晴らしいエピソードでした(最終巻発売直後というタイミング、凄すぎる…)。
しあわせ鳥見んぐ (3)
わらびもちきなこ
芳文社
2024-05-27
2巻では飛島を離れた翼の複雑な心境を渡り鳥になぞらえて描き、一方3巻では家柄と自分との関係性に悩んでいたひなをツバメの巣立ちになぞらえて描いていて、通して読んでいくとそのコントラストが非常に見事だと感じました。相変わらず鳥たちの描写も素晴らしく、ますます目が離せない作品です。(きらら展で即完売したマグカップもめちゃくちゃいい絵なのでぜひ再販してください…)
ハコイリクリエイト (2)
行町咄
芳文社
2024-07-25
終盤にタイトル回収する作品は神と相場が決まっている通り(?)、帯にも載せられたハイルの「リ・クリエイトです!」というセリフに非常にグッと来ました。 表面的には広告を作り直すということだけれども、それを通じて上手くいってなかった人間関係の再構築や、前職時代の後悔を取り返す、という意味までも含めてのリ・クリエイト、モノづくりの大変さや楽しさ、やりがいなどそういったものが包含されている気がしてとても好きなシーンでした。自分は完全なるルーティンワークな職種に就いているので、こういったクリエイティブな仕事をしている人全般に憧れがあって、本作を通じてさらにそういった方々への尊敬の念を深めました。
しまなみぽたぽた 瀬戸内チャリ散歩 (2)
東屋めめ
竹書房
2024-06-17
個人的にのんびりと自転車で島を走るのが好きで、その楽しさや雰囲気の良さ(とちょっとの辛さ)がよく描かれている作品。今巻はしまなみ海道のみならず、登場人物の住む今治周辺のエピソードも多く、この地域の魅力をさらに感じられた。今治としまなみ海道沿道はそれぞれ2回ずつ旅行で訪れている好きな地域なので、読むたびまた行きたくなっています…

tandenmaxさんと似た人

k
い っ ち ゃ ん 
Kanro@C105日東ワ58b
早花いまち
agata rio
さあすそ(酸亜酢園)
たかひろ@研究館
きゃ牧
sayualpaca
かゑで(こだま)
なまこ
マイロ・Ω・一郎(他称.きらら考古学者)
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