「王道RPG」を自称するわりにカオスな内容の多いグランブルーファンタジー。その大きな原因がこの公式4コマです(今年は3冊も出たのね)。ゲーム内アイドルグループのキャラソンの特典がなぜかヤンバルクイナになったのも、「パイポジ」なる単語がツイッターのトレンドに入ってしまったのも、すべて『ぐらぶるっ』のせいです。これからもついてくよ菊センセー!
先生の代表作「レーカン!」とはまた違った雰囲気の作品です。 よくあるのは「現代人が異世界へ転生」ですが、この作品では「勇者が現代へやって来た」と逆の設定。 両者のギャップや、現代にファンタジー要素が入ったらどんな賑やかなことになるのか、を先生の温かさで描いています。
ゆるふわなまま巻を重ねてきた本作だけど、今回はついにさっちゃんが、さっちゃんがあああ!めでたい!だけど次巻で最終巻というショックなお知らせも巻末に。最後ベルとミュリンはどう収まるのかを、楽しみと寂しさを感じつつ待つ事にしたい。
岡っ引きの仁兵衛と浪人の三好。緊張を孕みつつ信頼も作り上げた二人だが、三好を仇討ちせんとやって来た木下が現れたことでついに変化が訪れる。町人と武士、同じ町に暮らしていても決して踏み込めない世界があることを切ないまでに描いている。
「棺担ぎのクロ。」外伝コミックスということで、番外編だったり、後日談のような内容もあったり、不思議な物語の数々が楽しませてくれました。この味わいこそ「クロ。」の魅力ですね。ただひたすらに、追憶の余韻を噛みしめるのみ…
恋愛感情とは違うけどただの友人でもないし家族でもないしむしろ嫌いなところのほうが多い気もするしでもなんだかんだやっぱり、大切。そんな名前のつけられない関係性! 堪えられませんね。ありがとう、ありがとう……
RPG的なファンタジー世界で不動産業! という一見すると何で!? となりますが、これが中々の好相性。コメディですが、謎の部分もきっちりあるのも良いです。特に不動産の斡旋をある種謎解きとして組み込んでくる様は卓抜と唸るところです。これで百合的な部分も完備なので全くキャラットは地獄だぜー! と言えるでしょう。
まぞくとして着実に力を付けてきたシャミ子が、町のトラブルを本格的に解決し始めるようになる第5巻。 その中心となるシャミ子とリコはそれぞれ2巻と5巻において、たとえ全てが手に入らなくても少しでも多く手に入れようとする「よくばり」な魔族であると描写される。しかしニュアンスの違いで大分違う印象になっていて、ふたりのキャラクターが表れていて、そこがおもしろくて好き。
また仲間が増えて皆でワイワイになってきてシャミ子も幸せそうでとても楽しめた5巻。 見所はキャンプの話と店長の話(つまり全部か?) 最後の方に恋愛みてーな甘ったるい雰囲気醸し出しまくりだったり読んでるこっちが顔赤くなってしまった。 シャミ子も千代田桃も全てを肯定していけ。シャミ子はおばかだけど元気で優しくてそして本当にここは良いまちカドだ。
ファンタジー世界に召喚された主人公が、平和ですっかり寂れちゃった魔王城の観光地化を目指すお話です。お城興し、町興しのためにファンタジー世界ならではの人材が集まってくるわくわく感とか、JKすぷらっしゅ!ゆずりのサービスっぷりとか読んでて楽しいです。
仲間のピンチ、迷路町の謎、両親の過去、最終決戦、数年後エピローグと怒涛の勢いで進む最終巻に興奮しっぱなしでした。 人生の選択についての道しるべとなる作品とても好き。「もし間違ってもその選択は私の運命を作る大事な矢なんだよ」そういうことですよ、ええ。

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