童顔で弱気な押谷先生が生徒に励まされてクラスの「アイドル」に!? 教壇はステージ、授業はライブ、生徒はマネージャーや衣装制作係。まわりが押谷先生そっちのけで盛り上がるさまが楽しい。バラエティに富んだネタでもテーマはぶれない一点突破のコメディにうなる。
ちょっぴり大きめな福岡羽菜子さんが可愛くて愛らしい。恋する気持ちで痩せようとしても、美味しい食べ物の誘惑にはあがらえないでついつい食べてしまう。その姿が魅力的。素晴らしいのはちょっと大きめな姿に大きな魅力があること。全体像をロングで抜いても絶妙なバランスで可愛く描いているのです。恋と美味しいものを思う福岡さんの表情に癒されます。
ついに完結。7歳年下の部下に恋するOLさんのお話。そんな彼女に仕事上の転機が訪れて…と言った内容でしたけど、連載時に明かされなかった結ばれた相手も最後に判明して納得でしたね。意外といえば意外でしたけど、収まるべき所に収まったともいえる相手でよかった。私も彼が好きでしたし。長い間、連載で読んできたので完結は感慨深いものでした…本当に楽しませていただきました!
ケモノジャンルで創作活動を続けているヒャクさんが満を持して商業に登場です。猫俣社長を筆頭に縞本さん笹野さんとガッチリ系ふわもこなケモノキャラと小さくて可愛いちまりちゃん、どちらのキャラも魅力的!恋心を素直に出せないちまりちゃんと恋心に鈍チンな猫俣社長がちょっとづつ愛を育んでいくのが愛おしい!
「まんがタイムスペシャル」の休刊と、この「おねがい朝倉さん」の終了をもって、4コマの一時代(僕たちの時代)が終焉を迎えた2019年でした。 時代は流れゆくものです。でも単行本が手元にあればいつでもあの時代に戻れます。ありがとうございました。
かおす先生ついに連載ゲット! その連載作の設定が絶妙で、かおす先生の漫画家としての資質だけでなく、アニオタとしての浮沈まで描かれています。ツーショットで表紙を飾る担当編集者・編沢さんのキャラも掘り下げられ、プロらしい悩みと決断でかおす先生を導くあたりも見所。
RPG的なファンタジー世界で不動産業! という一見すると何で!? となりますが、これが中々の好相性。コメディですが、謎の部分もきっちりあるのも良いです。特に不動産の斡旋をある種謎解きとして組み込んでくる様は卓抜と唸るところです。これで百合的な部分も完備なので全くキャラットは地獄だぜー! と言えるでしょう。
ファンタジー世界に召喚された主人公が、平和ですっかり寂れちゃった魔王城の観光地化を目指すお話です。お城興し、町興しのためにファンタジー世界ならではの人材が集まってくるわくわく感とか、JKすぷらっしゅ!ゆずりのサービスっぷりとか読んでて楽しいです。
惜しまれながらの3巻完結、ダメ人間4コマ作家の日常を描く入れ子構造4コマ。4コマ漫画作家という、ある意味一番近くて遠い難しいテーマを、セクシーかつ魅力的な絵柄で描き切ってくれました。

たくさんの投票ありがとうございました