おちこぼれフルーツタルト(1)浜弓場双
アイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコやミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成!
取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、芸能界のおちこぼれ達がアイドル活動に七転び八起き!? 『ハナヤマタ』の浜弓場 双が贈るぽんこつアイドル4コマ、待望の第1巻!! 今年で出たきららキャラットの単行本1巻の中での最高作だと思います。
まず、とにかく衣乃をとりまく人間関係がいい意味で狂いすぎている。 そして初期こそ「普通の子」だと思われた衣乃自体もかなり狂っている。 その狂いっぷり、読んでてとても微笑ましいんです。 あと特筆すべき特徴は、ノンストレスな作風だということ。 お色気要素をギャグに昇華する浜弓場先生のセンスにひれ伏すばかりです…… とにかく、メインとなる4人のアイドルがかわいい+あざとい。
しかし彼女たち、純真無垢かと思いきや一癖二癖あるインパクトの強いキャラなのである。 ただそんな癖も、ある意味女子高生らしい微笑ましさがある。 私が個人的に今年一番おすすめしたい4コマです
キャラがみんな不憫という特徴を見せつつ可愛らしい魅力を引き立てており、時には女子同士であんなことこんなことしてしまったり、ぶっ飛んでしまったり、思わずにやけてしまう場面が多くあります 現行のハナヤマタとは一味違うガールズストーリーが楽しめます。シリアス要素は一切ないので安心してください |
すくりぞ!(1)らぐほのえりか
「ホテルに行きたいの」すべてはその一言から始まったーー
一人の少女の願いをかなえるため、個性的な仲間たちが校内リゾート化計画「スクール・リゾート部」を結成! 「らぐほのえりか」初の商業コミックスとなる、ありえそうでやっぱりありえない「謎部活」モノの究極形! ついに第1巻刊行! 祝!単行本1巻!おめでとうございますとともに今後も大いにご活躍、期待しております。キャラクター、魅力的でさらに可愛く動き回り、愛くるしい表情もあったりで…本当にいい感じに「ゆるく!」まったりとこちらも笑顔で読んでいます。読ませていただけて嬉しいです。ありがとうございます!
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はんどすたんど!(1)有馬
とある北海道の高校で繰り広げられる、体操部の女の子たちの物語!
真面目が過ぎる部長のゆか、運動が出来なさ過ぎるいちご、ネガティブ過ぎるひなた。 そして、ちんちくりんで表情が変わらないななみの特徴的過ぎる言動に、クセになる読者続出中! 新進気鋭の有馬が描く、毎秒笑える体操部4コマ、開幕です! この作品を語るうえで乙宮いちご(表紙中央のちっこい黒髪サイドテールの子)の存在は欠かせない。普段は、ボケたおす変なヤツのななみにツッコミを入れる常識人のポジションだが、実は超々運動オンチでよくななみにいじられている。このギャップのおかげで特に部活動中には他の作品にはない雰囲気の笑いを生み出すことが出来ている。
現在きらら各誌で連載されているギャグ主体の漫画の中では一番面白いと個人的に推している作品です。有馬先生の言語選択センスが異常というほかありません。あらゆる状況をかき乱すななみと振り回されつつも意外と自由にやっている部員たちの楽しい日常に笑いが止まりません。
きらら枠から2年連続推薦は初!その期待に違わない新星登場!! いろいろ雑wなちんちくりん元気娘ななみ・唯一の体操経験者で真面目緊張しぃの部長ゆか・ツッコミもボケもありな運動音痴ガールいちご・背はおっきいけど小心ネガティブなひなた達4人が織りなす、北の体操部物語…はボケも満点w とにかくななみがズルいw変わらぬ表情から繰り出される、動と静のボケの数々w!とにかくオススメクセになります!!
きらら屈指のギャグ4コマという印象とは裏腹に、問題児のななみを含めてどのキャラもまじめに体操に取り組んでいる。ただ、その一生懸命さが空回りしていて面白い。がんばっている人を見て笑うのは失礼かも知れないが、決してふざけていないからこそ素直に笑うことができるのだと思う。
萌え一辺倒な作品が多いきららに,ギャグの爆撃機がやってきた!主人公ななみのセリフひとつひとつが面白い.作者,天才かよ・・・!ギャグだけじゃなく,体操部の活動もきっちり描いているのが更にGood.この作品がある限り,私はまだきららファンでいられる.
ななみが高校の部活に選んだのは体操部。経験者で部長のゆか、運動は苦手だけどしっかり者のいちご、背は大きいけどネガティブなひなたや顧問のあまね先生たちユニークな面々が繰り広げるハイテンション体操ギャグ4コマ。
器械体操を隠れ蓑にした漫才4コマ。ゆかの天然とひなたのネガティブにツッコミつついちごガールを弄り倒しさらに僅かでも隙あらば全力でボケに回るななみがキャラとして強すぎですね。個人的には1話のまだわりと感情を残しているななみが毎秒笑える。
質、量共に豊かなギャグ、ほのかに漂う明るく爽やかな青春感、メンバーの可愛らしさや仲の良さ、どこをとっても非常にバランスの取れた魅力的な作品。どこかが突出している訳ではないので訴求力不足だが、それを補って余りある総合力で着実に人気になってほしい(願望)
今一番騒がしい漫画!というタグが欲しいくらいに一々騒がしい4コマ漫画です。4コマ漫画はその基本として枠の形が固定されていますが、その中でどこまで騒がしくできるか、というチキンレースしている感すらある騒がしさを見せます。でも、混乱せずにきちんと読める。これはすごいですよ?
可愛らしい絵柄のキャラが登場する作品でありながら幾度となくキレッキレなギャグ繰り出される、そして大ボケの大物感溢れる主人公としっかりとしたツッコミキャラが登場する本作は連載誌であるきららMAXの代表的作品のきんいろモザイクを彷彿させます。
視覚的かわいさとギャグのキレの良さを兼ね備えた理想的な萌え4コマ作品でありながら、本作のメインである体操部の活動にも真摯に向き合っている点も高く評価でき、また本作の最大の特徴だと思います。 今秋放送されたステラのまほうのCMにも登場しますます注目される本作、あなたも“毎秒笑える”と称されるこのはんどすたんど!を読んで“ななみ中毒”になりませんか?私ははんどすたんど!を読んで貯金が100倍に増えました |
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ローカル女子の遠吠え(1)瀬戸口みづき
アラサーの有野りん子は東京になじめず、実家の静岡にUターン。
地元の再就職先には、静岡ライフを満喫する東京男、彼を狙う肉食系20代女子、地元命の上司と多士済々。 静岡県民、東京命の人はもちろん、全国の誰もが爆笑間違いなしの新ご当地4コマ!! この本を読めばあなたも「しぞーか(ジモピーによる静岡のいい方w)通」になれる作品。東京からのUターンヒロイン・りん子さんもさることながら旧友でブラック企業からの生還組(ハードな表現だが、あながち間違ってないw)・ハッチの行動がある意味切ない。
今年の4コマ界、いや漫画界に起きた「ローカルヒロイン」のムーブメント。その火付け役がどれかは諸説あるだろうが、間違いなくこの作品が牽引役であることは間違いない。静岡と聞かれても「富士山?」くらいしか認識のなかった人も、この漫画で静岡についての何とやらを身につけただろう。あと、りん子さんが今年の4コマ界ニューヒロインたちの中でも屈指にエロい。本人に言ったら「セクハラです」とゴミを見る目つきで言われそうだがエロいからしょうがないし、それもまたブレイクのきっかけだからしょうがない(笑)。
女性向けエッセイ漫画みたいなタイトルしておいて中身は静岡ローカルネタオンパレードな切れ味鋭いギャグの応酬。りん子さんの斜に構えた視点からの冷静なツッコミが時に痛快、時に空回り微笑ましい。雲春みたいなスタンスで社会を生き抜きたい。
最近の芳文社のトレンドのひとつともいえる、「地方あるある」を漫画にしたらこうなります、という一例ですな。
でもそれだけじゃなく、登場するキャラクターがみな、なにか腹に一物あるように感じられ、そこがまた作品の魅力になっているところがいい。 静岡って、、、不思議な県ですね。同じ県内であんなに違いがあるとは。そして主人公の りん子さんがカッコイイです。バリバリです。クールです。まったく恋愛事情が無いのがイイです。さておき、これを読むとなんだか静岡に行きたくなります。でも下手に富士山の事は口にシない方がイイかもですね(笑)
ドロドロした感情をドライな笑いにする名手、瀬戸口みづきさんがついにこの作品でブレイク。東京からのUターン就職で静岡に戻った有野りん子を中心に静岡ローカルネタを自虐と誇りを絶妙なブレンドで繰り出してきます。
都会の疲れから東京から実家の静岡で
Uターン転職した主人公りん子。 愉快(?)な同僚や友人達と地元愛に溢れた(拗れた)毎日が描かれる作品です。 単行本2巻も年内に刊行される力の入れ様で ファミリー4コマ誌から推されている 作品の一つと思われます。 一クセある登場人物や、りん子さんの 真面目ゆえのボケもとてもお気に入りです。 そしてハッチさん、強く生きて・・・ 東京から静岡へUターン就職した女性のお話。生真面目な主人公が愉快なキャラクターで、ツッコミもボケも冴えわたります。ご当地ネタの面白さに加え、セリフ回しなどに魅力ある作風。読むと静岡に行きたくなる…かも?
キリギリスが凍死しない世界でアリは何を想う。故郷の静岡にUターン就職した勤勉独身OL・りん子の生存闘争。軽妙な郷土ネタと保守的な価値観のキャラが生み出すコメディとドラマが「地元」なるものをまざまざとあぶり出す。闘争の先に存在証明があることを強く願う。 ▼http://4komasusume.tumblr.com/post/144195290434/local-joshi-no-touboe
名古屋人ですが、この4コマの舞台・静岡も7ヶ月だけ住んでいました。
なので「あったあった」というネタもありましたね。たまに行っていた五味八珍 (作中では四味八珍)という店が出て来てちょっと嬉しかったり。 |
きらきら☆スタディー ~絶対合格宣言~(1)華々つぼみ
高校2年生になった真零。
やっと見つけた夢のため、難関『赤門大学』を目指すことに。 しかし勉強が苦手な彼女の合格率は、なんと 0%! ? まずは幼なじみのみっちゃんと、受験勉強する部活を作ろうとしますが…? 多くの人が経験した「受験」と「青春」に向かって、不器用な女の子達が今歩き出します! 女子高生で部活もの。と聞くとまたかよ。という反応されるかもしれませんが、この漫画はさにあらず。部活で、勉強するのです。女子高生物の添え物になりやすい勉強を、その中心に据えるというテクニカルさ!それでいてきっちりきらら漫画らしいふんわりした雰囲気も余さず。出来ておる喃……。
勉強そのものをテーマに据えた作品はあんまりなかったかも?意外とまじめに勉強する気はあるようですけど、まだまだゆるゆるなので今後の展開が楽しみ。どうしても成績が伸びずに死んだ魚の眼みたいになってくまれーちゃんとか描いてくれてもいいんですよ?最初からわかってたけどみっちゃんのまれーちゃん大好き具合がヤバいレベルでまれーちゃんの貞操が心配です。まあお似合いだとは思いますけど。
とあるフォロワーさんのアイコンのキャラクターの可愛さに惹かれて、春に単行本を購入しました。
受験勉強をゆる~くみんなで乗り越えようとする姿が微笑ましいと同時に、自分もこういう仲間がいたらな~とも思える一作です。 ほんわかしてる作風ですが、そこに見え隠れする満と真零の相互依存度合いがものすんごい高いの、考え出したらキリがないです。笑 |
おしかけツインテール(1)高津ケイタ
ネオニートが美人JK母娘と同居!?
俊郎はひきこもりのトレーダー。 広い日本家屋に一人、仙人のように暮らしていた。 ある日、その離れに親戚母娘が同居することになって……!? まんがタイムファミリーの人気作、 高津ケイタの初4コマコミックスがついに登場です! 芳文社タイム系枠の今イチオシ作品です。しっかり者のツインテールJK・花梨とダメな大人たちとの対比、でも時より見せる子供らしさが読んでて楽しい。チエちゃん(大家さん)と合わせてこれからも愛でていきたいものです。
他ジャンルで大きな実績のある高津先生が4コマに参戦。黒髪ツインテールの花梨が金はあるけど自堕落な敏郎をしつけしたり、家ではぐうたらなお母さん八重の世話をしたりするしっかり者の面とたまに見せる子供っぽさが可愛くて仕方ありません。これからもっと期待できる作品です。
時折キャラクターがケモノ耳になる表現が好き、特にネコミミ花梨ちゃんかわいいです。
関係性が少しずつ雪解けしていってやがていい家族になって行くのがたまりません。 だらしない性格の俊郎と天然な母親の八重と世話焼きな花梨の三人で暮らす居候4コマ。 2016年でのベストの作品2つ中1つ。この作者さんは成年コミック界でカリスマだったと言う事は後で知りました。キャラの肢体、造形の技術がなるほどその界隈で作られたのだなと納得。近々2巻が出るので勿論購入予定。
今年の次点。ヒロインの飛び抜けた魅力と、それを補佐する演出力の高さ。ここまで完成度の高い作品というのもそうそうないかと。個人的にはもうちょっとだけでもラブコメ展開になってくれると狂乱すること請け合い。
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なり×ゆきリビング(1)乃花タツ
オトナ女子、ふたりぐらしが
楽しくてやばい 同じ会社で働くふたり。 性格も違うし、今まで接点がなかったけど、 ひょんなことから 一緒にくらすことになって? これに前回投票できなくてすごく悔しかったんだよ!!個人的に2016年で最も重要な百合漫画(いや、百合漫画ではないという意見もあるけど)。人間2人の共同生活を見てるだけでここまでニヤニヤしてしまう感情は、私のような人間にはかなり昔から感じた覚えがなく、それを社会人百合同居(?)という形で味わうのは新鮮でした。というか、幸せな日常の描写がことごとく上手いんだ・・・
佐藤さんと篠崎さん、ひょんな事から始まる2人の同居生活。性格や育ってきた環境も違う2人の楽しく気の合った共同生活が素敵です。毎日、色々な発見があったり、お互いのことを考えたりで、すごく楽しそう様子でイイなぁ(^^) いいペアだ。あえて「百合」ではなく「相棒(バディ)」と呼びたい。そんな2人の関係が大好きです。
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しすたー・いん・らう!(1)阿部かなり
私の名前は内海愛姫。今年から高校生になりました。そして、今日から…義妹といっしょに暮らすことになりました! TVアニメ「ハイスクール・フリート」のコミカライズ「はいふり」の阿部かなりが送る、義理の姉と妹のドキドキ同居生活☆
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魔法少女のカレイなる余生(1)晴瀬ひろき
魔法少女を夢見る「しじま」は、念願の養成学校へ編入。
しかし、しじまに割り当てられたのは、引退した元・魔法少女たちが暮らす寮だった! 引きこもりの「リラ」、盗撮魔の「ささり」、ギャンブルマニアの「ミミ」…引退した元・魔法少女は歳をとらず、永久の時を生きるうちにいろいろと残念になった彼女たちとの同居生活の中で、しじまの未来はどうなる…!? きららMAXで大人気の不憫で愉快な日常、待望の第1巻登場です! きららMAXをごちうさ誌中カラー目的で買い始めて、MAXをパラパラめくって偶然目に飛び込んだというのがこの作品との出会いです。まず、帯に書いてある「少女の夢の 成れの果て」というコメントがこの作品の全てを表してるほど、元・魔法少女であるリラ、ささり、ミミの三名の堕落っぷりが目を見張るほど凄まじい。その魔法少女たちの堕落っぷりを、純粋な魔法少女志望であるしじまが読者目線で代言してくれてるかのように突っ込んでくれる。実にこの構図が面白おかしすぎてもう読み進めたら止まらない。そんな一作です。
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まちカドまぞく(2)伊藤いづも
新米魔族・シャミ子の戦いは、一族に課せられた「月四万円生活の呪い」を解いてもまだ続く。
ライバルの魔法少女ともなりゆきで協力するうち、何だか仲良くなってしまったような…? 新たな魔法少女も登場する待望の第2巻! 昨年の登場とともに多くの4コマ読みの度肝を抜いたであろう本作品。今巻も面白さは衰えるどころかいや増すばかり、新キャラの登場に語られる真実、深まる謎と絶好調。今巻収録の25話は、私の長い読4コマ歴の中でも5本の指に入る衝撃度でした。
もうこれ以上続くことが起こったら夢みたい。
そう、「夢だけど夢じゃない。」 とにかく2巻が出てくれてとても感謝です。 そして2巻が出た後の今でもきららキャラットで連載が続いていることに感謝です。 作品自体の感謝はこれ以上にしとくとして(でもこれ以上にできないほどとてももうなんというか一言では表しきれないほどこの作品に対して言いたいことばかりなので……) とにかく内容はここで語るとほんと長くなっちゃうので、箇条書きにします! ①桃に負けじと頑張ろうとするシャミ子が愛おしいしシャミ子が抱く千代田桃への「支配欲」と千代田桃が抱くシャミ子への「保護欲」と「依存心」の双方の想いへのズレがほんとやばい!! ②シャミ子や千代田桃も最高だけど二人をとりまくキャラクターの掘り下げ(特に小倉しおんやシャミ子の妹・良子)やきららコミックス2巻ご恒例新キャラ☆陽夏木ミカンがただの強気な千代田桃より強い魔法少女~では無い!意外と臆病なんだ!シャミ子、この魔法少女にも付け込める隙があるぞ!ってのがやばい! ③とにかくこの単行本収録回である25話がほんと無理しんどいつらい苦しい!! 以上です!ご清聴ありがとうございました(お前はもう少しおちけつ おちけつ) 宿敵であるはずの魔法少女の桃と協力する羽目になった魔族のシャミ子。今巻では新たな魔法少女も出てきてにぎやかさを増すなかで桃の目的が明らかにされる。次第に語られていく深く練り込まれたストーリーやサイドストーリー的な要素を含む緻密に書き込まれた背景など、表紙や帯だけでは伝わり切らない魅力が溢れた作品。
「日常系ってどれも同じようなもんでしょ?」と思う方にぜひご覧になってほしい4コマ
読んでいくうちに緩めなギャグだけでなく、ユーモラスな世界と次々に解き明かされる謎に興味を引きつけます 絵も歴代トップクラスに並ぶ画力であり、個性的でコミカルなキャラも多く、これから人気拡大が期待される一作であると思っております 伏線の貼り方が本当にうまい作品だと思います。キャラクターの心情にも細かい描写を忘れないですし、コマの各所に散りばめられた情報を集めて色々考えるのが好きな方なら絶対楽しめる作品だと思います。これからまんがタイムきららキャラットを講読してみようかな、という人に購読する理由として名前を挙げてオススメできる、まさに看板と呼ぶにふさわしい作品になったと思います。
1巻以来の細かく張られた伏線が収斂され、ある人物の意外な現状が明らかになり、主人公二人の関係の進展も描く…という極めてドラマチックな要素を備えながら、ギャグとしての面白味も高レベルで維持している驚異の第2巻。この後も含めて期待大の作品。
世界観、キャラクター、台詞回し、伏線、どれをとっても戦闘力が計測不能なこの漫画、どこまでポテンシャルに磨きをかけるのか、今後が楽しみで仕方ありません!!
2巻では新たな魔法少女の登場によってまぞくと魔法少女の因縁の関係(!?)はますます波乱を迎えていきます!特に、シャミ子と桃の立場が1巻の頃から目覚ましく逆転しつつあるのは見所です! 今、もっともオススメしたい漫画があれば、と言われると、特にこれ、というものがあります。魔族と魔法少女という敵対関係になるはずのものが、いい感じに仲良くなっていくのがいいのです。即座に好きに振り切れない、いいゲージ管理。特にシャドウミストラル優子さん(魔族)が桃さん(魔法少女)に低く見られたくない、という感情で行ったら、低くなんて見てない、って桃さんが言う場面の素晴らしさと言ったらないですよ。若干ネタバレですが、なに、気にしなさんな。知っててもぐっときますからね!
2巻にして速くも1つのターニングポイントが訪れ、思わず息をのみました。
1巻と合わせて読んでいくと、話と話の繋がりやキャラ達の関係性・心情の変化など、新しい発見が多かったです。 1巻と同じく、散りばめられた小ネタも探してみるのも一興です。 オススメの漫画は?と聞かれたら真っ先にこれっていう作品がずばりまちカドまぞくです。この作品について語るのは(語彙力的な面で)大変なんですが、ここで一つ上げるとするならば、桃とシャミ子(表紙に大きく描いてある二人)の絶妙な関係性がとてつもなく大好きです。四コマ漫画としてのギャグ的な面白さはもちろんのこと、それに加えてストーリーも面白く、(フォロワーさんの受け売りですが)謎が謎を呼ぶ展開といった感じで、毎月毎月次の話が気になってます。単行本ならすぐに次の話が読めるのでぜひみんな読んで欲しいです!!
彗星のように現れた1巻からまるで勢いが落ちてないどころかますます加速している傑作。擬音やセリフ回しに見られる妙な言語センスといい、背景の小物ひとつまで細々と描き込みながらネタを仕込む丁寧さといい、コロコロ表情を変えてはしっぽを振り回すシャミ子のかわいさといい全てにおいてハイレベル。とにかく読めばわかるのでみんな読んでください。
キャラクターのかわいさ、ストーリー性の高さ、作者である伊藤いづも先生の言語センスなどあらゆる面でレベルが高く4コマ作品としては“規格外”と呼べる作品。
全きらら作品の中で最も注目すべき作品だと思います。 1巻から会話のキレがもの凄かったんですが、2巻もテンポが劣ることなく、本当に言葉のひきだしが多い作家さんなのだなあと驚かされます。それでいてお父さんの話とか、伏線の回収の仕方も良くてグッとくるところも。ただただ圧倒されつつ愛着のわいた2巻でした。
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GA 芸術科アートデザインクラス(7)きゆづきさとこ
まんがタイムきららグループが誇る傑作4コマ「GA」がついに最終巻! 卒業を迎える美術部の3年生。そのとき如月の胸に湧き上がる思いとは…。アートに包まれた高校生活を、笑いと情感で描き切った必見の一冊、たくさんのありがとうの気持ちを込めてお届けします!
『COMICぎゅっと!』休刊で不遇な作品になると思いきや、『まんがタイムきららキャラット』での連載再開。そして安定した面白さ。作品の完結をしっかり描いた凄い作品となった。完結時には魂抜けるかと思った。
最終巻、ですね。最後まで美術に絡めた、素晴らしい作品でした。どのキャラもしっかり立っていてある意味正しい美術学校の日常でしたね。先輩たちの卒業と、気負わない主人公たちの進級。一通り読み直すと1本の長めの映画を観たような感覚を覚えました。色使いが素敵で、読んでると眼が潤うというか、気持ちのいい構成が印象的でしたね。お疲れ様でした(^^)
まさかこの作品が終わってしまうとは露ほども予想していなかったので最終前話のハシラを見たときは目を疑いました。GAがきっかけできららには「美術モノ」というワンジャンルができたという認識。
まだまだ作品世界のみなさんは賑やかでしょーもない日常を過ごしていくのだろうと思うと愉快ですね。 キサラギ達の楽しい日常も、寂しくも今巻で最終巻。
美術部の面々・キサラギ達・ナツキちゃん、 それぞれの進む道にはどんな色 どんな物が描かれるのか、 感傷や期待が入り混じるお話を見届けましょう。 始まりがあれば終わりは来るものですが、 それまでを過ごした日々や学んだ事は いつまでも心に残り続けるでしょう。 ありがとう!GA!(GA風挨拶 廃刊で移籍して来た、という少し変わった経緯で始まった連載もついに終了ですね。
本当に色とりどりの個性を持った登場人物の掛け合いが楽しかった! 休載も多かったので、きゆづき先生には少しゆっくりしてもらいたいですね。 先輩と後輩、先生と生徒。学園作品で重要視されやすい人間関係ですが、この巻では1巻から歩んできた、そして直近の話で出来たその関係が上手い具合に混ぜ込んでるなって感じました。
1巻から巡り経った作中の1年間。最終話は、環境が今までと変わっても5人の仲や掛け合いはいつもと変わらない、過ごした1年が培った絆があるように思えました。 芳文社のみならず萌え4コマ界に燦然と輝く金字塔がまさかの完結・・・もっと続けられたとの声が多いと思います。けれどアニメOP曲の歌詞「青い青い空を切り取ったような いつか絵が描きたい」を思い出させる最終回は未来への希望を感じさせる理想的なラストだったように感じます。GAよ、永遠なれ。
当初の掲載誌廃刊を乗り越え、きららキャラットを支え続けた本作も、ついにフィナーレ!! あーさんはじめ美術部の先輩たちの卒業から、キサラギ・ノダちゃん・トモカネ・キョージュ・ナミコさんたち5人が引き継いだあの部屋と、そこからはじまるであろう5人の新たな物語-。最終回の最後に描かれた“あの空”は、4コマ史上もっともさわやかな空でした。 きゆづきさとこ展、また開催してほしいなぁ…w
長らくきららというブランド全体での看板を背負ってきた作品の1つと言っても過言ではないでしょう。そんなGAもついに最終巻、名残惜しい気もしますが、回収してほしかった伏線についてもすべて回収してくれたと思いますしこれ以上ないといえる最終巻だったと思います。美術を取り扱う作品ということで、単行本の表紙にもかなり力が入っていたこのシリーズですが、最後にこの虹色の表紙が来るというのも感慨深いものがあります。彼女たちの色とりどりの高校1年生がどう締めくくられるのか、まだ読んでいない方は是非その目で確認してください。
完結巻。とある高校の美術専攻クラスを舞台に繰り広げられてきた物語でした。当初、4コマにしては密度が高すぎだと感じていた作風も、話が進むうちに整えられ、読みやすく完成度の高い4コマ漫画になっていった印象。得難いほどの秀作であったと感じますので、選出させていただきました。
問答無用の個人的1位。この1冊で俺の4コマ人生が終わったような感じある。まさか最後があーさんとぶちさんと魚住の話になり、ここまで真剣に描かれるとは思わなかった。読んでる方も何というか読後感のたいへんな物を読み切った感が凄かったですが、いや、まだ棺担ぎは続いてる上にどんどん面白くなってるから・・・。
言わずと知れた名作。10年の紆余曲折を経て完結。特に終盤の進学・卒業をテーマにした数話の完成度の高さは作者にしても、また萌え4コマというジャンルにしてもある種の到達点に行き着いたと言ってもいいでしょう。読み終わった後にまた1巻からの長い道のりを辿るのも良いかも。
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ご注文はうさぎですか?(5)Koi
新作スペシャルエピソード制作決定!
大人気喫茶店日常4コマ、第5巻! 喫茶ラビットハウスにやってきたココア。 実は、そこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店で…。 すべてがかわいい世界で繰り広げられる、たくさんの人達との交流。 「癒やし」と「笑い」をたっぷりご提供! まちカドまぞくで語り疲れたのとこの作品に対する根本的な文句がつけようもないので、簡潔に。
暖かいハートウォーミングな物語がさらにこゆくなってきた印象があります。 とくにマヤのお話と高校生組がみんな同じ制服を着た写真がでるお話が好みです。 カバー裏のサブタイがもうずるい。 学校の方針で喫茶店「ラビットハウス」でお手伝いをすることになったココア。彼女の天真爛漫な性格は周囲の人々の心をほぐし、内に秘めた思いを引き出していく。今巻ではメグ、マヤ単独にスポットライトが当たったり、実現しなかったifが描かれたりと、さらに作品の世界を広めている。
ギャグのキレやストーリーの盛り上がりと共に生まれてしまいやすい「不快感」「暗さ」「誰かをからかった笑い」といったものがこの作品では徹底的に排除されている。いわば絵本のようなひたすらに牧歌的で清らかな世界だ。そのような、きらら系の中でもとりわけ理想郷的、悪く言えば非現実的な世界観でありながら、ふとした感情やちょっとした仕草、表情などに西欧写実主義的な「整形されたリアリズム」がかなり強く意識されて盛り込まれており、作品への強い没入感を持たらす。読んでいれば自然と子供のような純粋な心を思い出し、心踊りぴょんぴょんしてしまう事だろう。狂信的な人気も納得の「読んでいると救われる作品」である。
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ゆゆ式(8)三上小又
ゆずこ、唯、縁の3人がいつもと変わらない
ゆるゆるの会話を繰り広げる。 相川、岡野、長谷川の3人も時折加わっては ゆるさに輪をかける。 いつもと変わらないようで、 ゆるさが増しているような「ゆゆ式」8巻です! 他の4コマ漫画では1本目の1コマ目としてまず使わないようなコマをあえて使った話の多かった今巻。かえってそれが女子高生のくだらない会話を途中から切り取っている感じを増していて良かった。今まで『ゆゆ式』が積み上げてきたものがあるからこそなせる技だろう。『ゆゆ式』は今なお進化している。
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女子高生ふたりの楽しい同居生活。かすみちゃんは見た目きつい感じの美人かと思ってたら、ずぼらで面倒がりのマイペースすぎる女の子でギャップ最高でした。桜子さんの茶目っ気溢れる楽しい性格もいい。今年は百合作品もいろいろ盛況の1年でした。
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きんいろモザイク(7)原悠衣
忍たち5人は、もうすぐ高校3年生! クラス替えはちょっぴり不安だけど、進級したら高校生活の一大イベント・奈良&京都への修学旅行が待っています! 日本文化大好きなアリスにとっては特に待ちきれないイベントのはずだけど…!? 日英美少女ミクスドコメディ、第7巻リリース!
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ひだまりスケッチ(9)蒼樹うめ
意外な“あの子"と出会う大学見学編、ゆのたち高校3年生4人で行く水着お買い物編、
さらに大ボリュームの京都・奈良・大阪修学旅行編など、少し非日常的な日々が盛りだくさん! 賑やかな新メンバー茉里(まつり)も馴染んできて、ひだまり荘は楽しすぎて大変です! ? 今更何をかいわんや、な大定番、そんなこと言ったって面白いんだからしょうがない。新キャラ茉莉ちゃんも絶好調、ひだまり荘の日々は進んでいくのです。一つ一つの行事をこなしつつも、卒業したヒロ紗英との対比で魅せていく演出が非常に心憎い。
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今日のノルマさん(2)ふかさくえみ
毎日初めてのことに挑戦する箱入りお嬢様ノルマさんの成長物語がついにクライマックス!!
生まれて初めての学校生活にも随分慣れてきたノルマさん。 ドキドキの1学期が終わり・・・楽しい夏休みに突入! 今までは夏に外に出ることも許されていなかったノルマさんが、クラスメイトの優雨、ベランジェール、あおい、牡丹と一緒に、海に、キャンプに、お祭りに、遊園地に・・・ あらゆる夏に挑みます!! そして謎に包まれていたノルマさんの実家の事情も明かされて…!? 夏いっぱい、笑顔いっぱいの第2巻(完結巻)!! 私の夢は、蝶番さんにべらんめぇ口調でまくし立てられることです。きっとMの気持ちが理解できると思うんです。さておき、基本ノルマを達成しながら青春を楽しむ内容ですが、もっと日常を満喫してほしかった所ですね、卒業くらいまで。
外の世界へ出れば確かに危険な目に遭うかも知れない、けれどそれが不幸とは限らない。そんなルマ子の強い意志は、娘を案ずるあまりに束縛していた父親をも救うことになる。アンデルセン童話の「幸福な一家」が重要な題材になっているように、この作品はルマ子だけでなく星野一家の物語だったのだろう。
なんで2巻で終わっちゃったんでしょうかね。まぁ、長くダラダラ続けるよりも、いいところで終わるのも一つなのかもしれませんが。ただ、一ファンからすればもう少し見ていたかったなー。またまんがライオリ誌に戻ってきてくれることを信じて。
キャラや物語の描写がとても丁寧で愛を感じます。楽しくてみずみずしい日常を味わえる作品です。それだけに終わってしまった後の喪失感がすごい…。最終話近辺のまとめ方とかすごく綺麗で素敵なのだけど、それはそれとして、続きの秋・冬編がないのが本当に惜しまれます…。
毎日を精一杯生きるノルマさんの日々は続く。日常物としてのクオリティがとても高い作品であったと改めて思います。2巻にまとまってしまったのが大変惜しくもありますが、ふかさくえみ先生の4コマ作品に今後も期待しています。
箱入りだった女の子が家を出て学校に通い、「ノルマ」という形で世界への扉を開けていく話。2巻で終わってしまうのが勿体無い良作。終盤で主人公は家の外で「自分の世界」を作り上げていたのが見えるところが良いです。
超!箱入り娘だったノルマさんの学生生活は、いよいよ夏休みがスタート!! ゆーちゃんたちステキな友人たちと過ごす日常の中で、しだいに語られるノルマさんと星野家の過去。 それを乗り越えて一歩一歩を大切に歩み続けるノルマさんたちに、大切な事を教わった気がします。 ふかさく先生の次回作にも期待です♪
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スロウスタート(3)篤見唯子
お泊まり会をしたり、友達と水着を買いに行ったり、秘密を打ち明けられたり……。
少し臆病な高校1年生・花名(はな)とクラスメイトの毎日は、どんどん輝いていきます。 ちょっと気持ちが通じた瞬間、大切な人の優しさに気づいた瞬間の彼女たちは、 ときどき大人っぽくて、でもやっぱり子供っぽくて―。ゆっくり進むスロウスターター4コマ、第3巻です。 主人公の はなちゃんもすっかり馴染んでイイ感じでほわほわな日常を送っていて、そこがなんとも言えずほんわか空間で微笑ましい作品ですね。栄依子がイイアクセントを醸し出してるなぁ。たまちゃん、イイ子!かむちゃん良い子!どしっと地についた完成度の高い、萌え日常系4コマです(^^)
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