Bon_voyageさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2016!

なり×ゆきリビング(1)
乃花タツ
芳文社
2015-12-07
ひさしぶりに、脳に直撃する感じの初々しさを感じた作品。大人の女性(うちひとりは疑問符が?笑)のふたりぐらしを描かれるだけで、こんなにときめきを感じられるものなのですね。
ローカル女子の遠吠え(1)
瀬戸口みづき
芳文社
2016-05-07
最近の芳文社のトレンドのひとつともいえる、「地方あるある」を漫画にしたらこうなります、という一例ですな。 でもそれだけじゃなく、登場するキャラクターがみな、なにか腹に一物あるように感じられ、そこがまた作品の魅力になっているところがいい。
さわらせてっ!あみかさん(1)
トフ子
芳文社
2016-08-06
性癖、ではないか。属性ですね。ひとつの属性をネタにし通すことで、爆笑と探究心を呼ぶ感じがすごい作品です。変な言い方だけど、一冊ですごくお買い得な感じがしました。この作者さんも、話の流れに確固とした独特のリズムを持っていて、そこがまた魅力につながっている。
敗者復活戦!(1)
辻灯子
芳文社
2016-02-05
健気な女子高生、夕記ちゃんに萌える作品です。いやそれだけじゃないんですけど。辻灯子先生の作品って、読者が作品世界を俯瞰しているかのような感覚を常に持つのですが、この作品ではその感覚がさらに強いです。感情移入よりも俯瞰する能力。
2年2組のスタジアムガール(1)
須賀達郎
双葉社
2016-10-22
野球好き枠としてはこの作品は外せません。メタいですが、なぜベイスターズファンってこういう作品を描く才能がすごいんだろうなあ。こっちは「野球あるある」色が強いわけですが、キャラクターの動きも面白いのです。その点では読者に4コマの枠をはみ出させる作品ともいえるかと。

Bon_voyageさんの既刊部門4コマオブザイヤー2016!!

ようこそ!オーロラ百貨店(2)
師走冬子
芳文社
2015-12-07
デパート盛業中。というか、回を追うごとに水菜たんの女子力がアップしていく(注:水菜くんは男子です)、奇妙な展開を見逃すな!
あいたま(9)
師走冬子
双葉社
2016-05-28
主人公である、あいちゃんの規格外ぶりがどんどんと…。師走冬子先生の、「キャラを立たせるチカラ」は天下一品。そのチカラの、最大の恩恵を受けているのがこの作品でしょう。言い方を変えると、誰を主役にしても面白い回になる。
泊まりにおいでよ(4)
師走冬子
竹書房
2016-10-07
こちらではペンション盛業中でしょうか(笑)。物語の終わりが見えつつあるのはちょっとさみしいですが。単行本で読んでいくと、回ごとに切り口と引き出しがものすごくあることに気付かされます。
奥さまはアイドル(8)
師走冬子
竹書房
2016-04-27
ただでさえ面白いのに、この巻からまたオモロいキャラが出てきたよ(おっと)。てぃあらちゃんの、アイドルらしく見えない自虐ぶりとまゆりんファンぶりは、もうヤンデレの域に達しつつあるような(笑)。
今日のノルマさん(2)
ふかさくえみ
竹書房
2016-08-27
おしまれつつ、という表現がいちばん正しい感じがする最終巻。ほのぼの、まったり、そういう表現もいいけれど、作者が常にみせる、「作り込み」の精神がすばらしい。1巻から通して、読むほどに味わいが出ます。

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kera
C6H5NO3
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