racchoPBDPさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2016!

おふれこタイムス (1)
南瓜
メディアファクトリー
2016-09-26
人の姿をとり世を忍んで生活するUMA。八木みらいもそんなUMAの1人だったが、UMAのための部活「新聞部」の活動を通じて少しずつ気持ちが変わっていく。練り込まれた設定と繊細な心理描写で大変読みごたえがある。残念ながら連載はあとわずかで終了し続刊も出ないようだが、おすすめしない訳にはいかない作品。
サクランボッチ(1)
悠理なゆた
芳文社
2016-07-27
なぜかボッチばかりが集まった文芸部。ボッチ同士わかりあえることも少なくはないがやっぱり人付き合いは苦手で、たまに行きすぎたりもしながら少しずつ友達になっていく様子を描いている。顔芸なんかもあったりと激しい部分もあるが決めるべきところはしっかり決める素晴らしい作品。
ぱぺっとコール!(1)
へちま
芳文社
2016-08-27
魅力はなんといっても人形のように可愛らしく清潔感のある絵柄。キャラクターはみんな純粋かつ天然でふわふわとした話の展開は日常系部活ものなのにまるで絵本のよう。色気に頼らない純粋な可愛らしさに特化した作品。
はんどすたんど!(1)
有馬
芳文社
2016-07-27
この作品を語るうえで乙宮いちご(表紙中央のちっこい黒髪サイドテールの子)の存在は欠かせない。普段は、ボケたおす変なヤツのななみにツッコミを入れる常識人のポジションだが、実は超々運動オンチでよくななみにいじられている。このギャップのおかげで特に部活動中には他の作品にはない雰囲気の笑いを生み出すことが出来ている。
ラストピア(1)
そと
芳文社
2016-11-26
『ハルソラ行進曲』のそとさん待望の新作。突然記憶喪失となったリッタは記憶を取り戻す方法を探しながら、孤島での穏やかな生活を個性的な住民達とともに送る。少々毒のあるツッコミで笑いを取りつつも世界観とキャラクターを大切にした作品。外国風の世界観と絵柄が非常にマッチしていて素敵。

racchoPBDPさんの既刊部門4コマオブザイヤー2016!!

ご注文はうさぎですか?(5)
Koi
芳文社
2016-08-27
学校の方針で喫茶店「ラビットハウス」でお手伝いをすることになったココア。彼女の天真爛漫な性格は周囲の人々の心をほぐし、内に秘めた思いを引き出していく。今巻ではメグ、マヤ単独にスポットライトが当たったり、実現しなかったifが描かれたりと、さらに作品の世界を広めている。
敗者復活戦!(2)
辻灯子
芳文社
2016-10-06
30代で外資系企業を辞め、祖父母の営む古本屋で働く月穂。そんな古本屋で女子高生のニーナはアルバイトとして働き始める。女子高生から見た大人の面倒くささがよく描かれていて面白い。ある意味で"敗者"として描かれている月穂がこれからどのような復活劇を演じるのか、これからが楽しみ。
まちカドまぞく(2)
伊藤いづも
芳文社
2016-10-27
宿敵であるはずの魔法少女の桃と協力する羽目になった魔族のシャミ子。今巻では新たな魔法少女も出てきてにぎやかさを増すなかで桃の目的が明らかにされる。次第に語られていく深く練り込まれたストーリーやサイドストーリー的な要素を含む緻密に書き込まれた背景など、表紙や帯だけでは伝わり切らない魅力が溢れた作品。
ゆゆ式(8)
三上小又
芳文社
2016-06-27
他の4コマ漫画では1本目の1コマ目としてまず使わないようなコマをあえて使った話の多かった今巻。かえってそれが女子高生のくだらない会話を途中から切り取っている感じを増していて良かった。今まで『ゆゆ式』が積み上げてきたものがあるからこそなせる技だろう。『ゆゆ式』は今なお進化している。
ランキンガール(2)
オカモト
芳文社
2016-07-27
様々な事情を持ったキャラクター達、それぞれの思いを胸についに校内人気ランキングが発表される。出てくるキャラクター全員が眩しいくらいに純粋でまっすぐで、題材にもかかわらず不快感などまるでなく読んでいて気持ちが良い。展開に無理もなく無駄もなく、来るべき結末に向けて一歩一歩と歩んでいくように読み進められる。私の考える完全な作品の1つ。

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