おじくんこと典明の心の闇の描写に妙な生々しさがありましたね・・・ でも決して暗い作品では無く、めいちゃんとその家族が明るい人達なので鬱展開にはならないだろうな・・・という安心感がありました。 めいちゃんが本当に良い子すぎて眩しい・・・
切ないのに重くない、むしろ読み終わったあとに心が暖かくなる幽霊漫画。 1話1話がそれぞれ映画1本分ぐらいの満足感があって、怪異も動くカボチャやらタケノコやらが出てきてバラエティ豊かで飽きないですね。 ちょくちょく草間くんの残念なイケメンぶりが炸裂してるのも面白い。
ある意味、花名にとって留年バレ以上の試練「体育祭」。体力的にはどう逆立ちしても勝ち目がなく、あわれ恥を晒してしまうのかと心配したのも束の間、仲間たちの奮戦と、そして何より花名自身の力により立て続けに奇跡は起こった。その勇姿は、体育の授業や運動会がトラウマになっている我々オタクに希望を与えるものではないだろうか。…ところで、ギャルゲー談義で大いに盛り上がるたまて&果実、君たち本命といる時より楽しそうじゃない?
最終話で綺麗に終われたことを喜ぶ気持ちと、それでももうこの愛すべき留年界隈の子たちに会えなくなることを寂しく思う気持ちの両方を抱かせてくれたので、紛れもなくこの作品は名作だったのだと確信しています。 もう私からは見えなくなっても、この先も特別な仲間たちと笑って過ごせてればいい。殊が最後に見せた、自ずと湧き上がってくる笑みであったなら尚更いい。
まさかこんなに早く完結してしまうとは…という気持ち  普通になりたくなくて巴に憧れる楓と、実際に留年した結果普通の価値を知った巴、世間的には普通でないことの凄さが持て囃されるところもあるが、結果として全員無事普通に進級出来て良かったなぁ… 殊は紆余曲折ありながらも、広幡家の姉妹仲をなんとかしたり、巴の留年のきっかけを作ったりとそこにいるだけで多くの人に影響を及ぼしていて、生きるのが下手くそでもどうにか周囲と関わり合って幸せに暮らせるのはある種の救いだな…と感じた  次回作にも期待しています…なにとぞ…
時に衝突もあった永野との生活の中でリリカの心に変化が生じ、永野の望みを受け入れる形で両親と向き合えるようになるという結末を迎え、読後感がすごい良かった 作者さんもあとがきで述べられていたとおり、ややご都合主義な結末ではあったけど、逆にここまで見事なハッピーエンドを描き切ってくれるのも珍しいような気がする

たくさんの投票ありがとうございました