imagin031さんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2021!

ぎんしお少々 (1)
若鶏にこみ
芳文社
2021-07-27
前作『放課後すとりっぷ』からすれ違い劇や独特の会話回しを引き継ぎつつ、二つの姉妹を基軸とした立体的な人間ドラマに作者の進化を感じさせる本作。『放課後』では人体デッサンを通じて「描くことと描かれること」がテーマとなっていたが、本作においてはこれがカメラと被写体の関係で「何を撮るか、どう撮るか」が描かれており、テーマ性を読み解く楽しさも健在。前作以上に作者の構造テクニックが光る本作、間違いなく今年一番の新刊である。
しずねちゃんは今日も眠れない (1)
逸見
芳文社
2021-04-27
不眠気味の女の子と生を受けた抱き枕。実にささやかな物語ではあるが、その小さな優しさが四コマのテンポで心地よく描かれている良作。絵のデフォルメ調の可愛さと物語の細やかさが良くマッチしており、読んでいて大変癒される。何か突出した要素がある訳では決して無いが、それでもこの作品全体の空気感は今のきららでもオンリーワンであるように感じる。
またぞろ。 (1)
幌田
芳文社
2021-04-27
浪人漫画もあれば、留年漫画もある。最近ますます目の離せない展開続きの本作、やはり選ばない訳にはいかないだろう。「人間が下手くそ」などと嘯く主人公の切実さが、読む者全ての心を(良くも悪くも)貫いてゆく。ある者はそこに自らの姿を見出し、またある者は理解出来ずに戸惑う。そうさせるのは、やはり殊のどうしようもなさがあまりにも真に迫っているからだろう。人の心を動かす作品が名作であるのなら、この作品もまた名作である。
六条さんのアトリビュート (1)
セトユーキ
芳文社
2021-03-26
未選択

imagin031さんの既刊部門4コマオブザイヤー2021!!

紡ぐ乙女と大正の月 (2)
ちうね
芳文社
2021-08-26
一人の歴史好きとして、本作がきららで連載されている事が最上の喜びである。現代からおおよそ100年前の女学校を舞台に、タイムスリップした女子高生・紡が織りなす本作。2巻では唯月と因縁のある新キャラ・雪佳の登場で物語は波乱に満ち満ちているが、気合の入った歴史考証は止まるところを知らない。
まちカドまぞく (6)
伊藤いづも
芳文社
2021-02-25
ファンタジー系日常譚としてますますの進化を見せる本作。
未選択
未選択
未選択

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