stardust_2638さんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2022!

ばっどがーる (1)
肉丸
芳文社
2022-01-26
今出ている4コマ漫画作品で一番コヒュりたくなる作品です。 主人公の優谷優は大好きな先輩である風紀委員の水鳥亜鳥に気を引いて貰おうとあえて不良になり時には暴走しよく暴走し偶にコヒュります(でも良い子) この作品の魅力はキャラに与えられた役割とツッコミ時の一言セリフのインパクトだと思います。 与えられた「役割」に各キャラクターが忠実でそれがギャグ作品として深みを増しています。 主人公の優谷優は、先輩への崇拝信と悪ぶれる様子 ヒロイン?の水鳥亜鳥は、徹底的な女神具合とそれに反する色々な隙 幼馴染の涼風涼は、我が道を行くキャラへの全方位ツッコミキャラ 学園アイドル()の瑠璃葉るらは、自信への絶対的自信とその空回りさ その「役割」を忠実にこなすけれども時たま見せる違った顔がより魅力さを醸し出しています。 そしてもう1つの特徴であるツッコミ時の一言セリフのインパクトは、定められたコマ割りの所為で、動きが付け辛く使えセリフ量にも限りのある4コマ漫画において怒濤のツッコミという表現を演出する上で非常に便利なシステムであり、この作品は作者の語彙力も相俟ってそれを最大限に活かしていると思います。 そんな『まんがタイムきららキャラット』が贈るコヒュ漫画是非手に取ってみて下さい
ゆらめきラグーン (1)
花宮みぃ
芳文社
2022-06-27
「自分の気持ちをうまく話せないことに悩む高校1年生の少女・白浜ゆら。「笑顔で話すための薬」を作る実験のさなか、絵本から飛び出してきた人魚・エリーと出逢う。」(芳文社HPから引用) このあらすじと表紙を見て分かると思いますが題材は『人魚姫』となっています。 その題材や絵柄も相俟ってまるで絵本を読んでいるかの様な優しい気持ちになれます。 また、まだ連載中の作品ですが、作中では主人公の白浜ゆらと人魚のエリーとの離別が所々で示唆されており『人魚姫』の様な結末(別れ)を迎えてしまうのかそれともハッピーエンドになるのか、そういう意味でも今のきらら作品で一番そのラストを楽しみにしている作品です。
ササエルの中には誰もいない (1)
こめつぶ
芳文社
2022-09-27
笹かまぼこの天使という設定の天河市のご当地ゆるキャラ(非公認)ササエルとなった駒蔵小依と その周囲が巻き起こすドタバタコメディ作品です。 ストーリーやキャラクターの魅力もさることながらこの作品の推しポイントは4コマ目でほぼ必ずオチを付ける所にあります。 昨今4コマ漫画でも様々な見せ方や工夫があるかと思いますが、この作品の4コマをシンプルに起承転結で構成していくという形がある意味で新鮮に感じました。キャラも可愛く毎話4コマ14本分は笑わせてくれるのであまり難しいこと考えずに読める楽しい作品となっています。 重厚な作品や心を突き動かす作品を読んで一息入れたいときに是非読んでみて下さい
お姉様のVな事情
MOTO
芳文社
2022-11-26
作者が少女漫画誌に描いていたこともありキャラのタッチがまさにソレで表紙の奇麗なお姉さんに目を引く作品となっております。 しかしその中身は酒瓶をラッパ飲みしつつガチャに金を注ぎ込みまくり馬!舟!パチスロ!といったギャンブルにハマっているというクズです。そしてその様子を動画で配信しているVチューバーであり何故か登録者が100万人もいるという。 その絵柄と奇麗なお姉さんの言動のギャップにひたすら圧倒されまくるコメディ作品となっています。 残念ながら1巻で完結してしまったのですが逆を言えば1冊でスッと読めてしまうので気になった方がいましたら是非!
未選択

stardust_2638さんの既刊部門4コマオブザイヤー2022!!

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 (10)
小杉光太郎
一迅社
2022-04-21
アニメ化も果たした『まんが4コマぱれっと』の看板作品は同誌の休刊と共に完結しました。 全10巻という長期連載作品でしたが最初から最後まで徹底してロコドルという枠で地元流川市を盛り上げるべく活動していた彼女達でした。 他の町のロコドルの登場タイミング等、アニメ版とは物語の構成がかなり変わっておりますが、各キャラクターの掘り下げや成長も丁寧に描かれておりアニメも楽しめた人は原作もまた新鮮な気持ちで楽しめると思います。 アイドル物と日常物とご当地要素を上手く混ぜ合わせた唯一無二の作品ですのでこれを機に是非読んでみて下さい!
ステラのまほう (10)
くろば・U
芳文社
2021-12-25
『ステラのまほう』の最終話を雑誌掲載でのみ読んだ人がいましたら是非単行本を読んでください。 単行本で描き下ろされたラスト10ページこそが『ステラのまほう』のトゥルーエンドであるからです。 前巻が主人公・本田珠輝の物語であったのならば今巻は裏主人公・百武照とSNS部の物語であります。 SNS部という百武照の思い付きで建てた拠り所の役目とその最後がどうなったのかのか是非その目で確かめて見て下さい!
スロウスタート (10)
篤見唯子
芳文社
2022-08-26
花名ちゃんの浪人関係の話が一段落した中で訪れた花名ちゃん達が生徒会に入るという新展開!そして訪れる試練の時(体育祭)とまさにスロウスタート第2章という感じがする10巻。個人的には冠ちゃんが花名ちゃんの想像上の生物を召喚したり、コマ枠を飛び出した表現をしたりと色々と"遊んだ"描写が好きです
未選択
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