FlowerThiefさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2019!

社畜さんと家出少女 (1)
タツノコッソ
芳文社
2019-09-27
初登場した1話の衝撃たるや。きららにありながら垣間見える闇。そのスパイスがほどよくピリリと効いてくる。いつか壊れてしまうであろう関係。ふたりとも身を削りながらでも支え合おうとしている様が読者の心を刺しながら掴む怪作。
机ノ上神話幾花にいろ初期作品集
幾花にいろ
芳文社
2019-02-07
デビュー作から、連続ゲスト作品を収録した作品集。隣室との壁に大穴が開いての異質空間生活を描いた「通り抜けできます」なんかは生活感のある雰囲気が圧倒的かつ当時のタイム系にはなかった唯一無二の存在であった。2019年にしてようやくこの作品が単行本になったかと思うと、非常に感慨深い。ちなみに私は擬人化作品である「机ノ上神話」から面白いと評価していましたよ!(ウザいタイプのオタク)
ぼっち・ざ・ろっく! (1)
はまじあき
芳文社
2019-02-27
ぼっちちゃんは言いました。「ロックとは負け犬が歌うからロックであって成功者が歌えばそれはもうロックではな・・・」と。そんな青春の鬱憤をぶつけるロック漫画。それが「ぼっち・ざ・ろっく!」である! ぼっちで引っ込み思案でマイナス思考なぼっちちゃんの奇行変顔オンパレード。それでも後ろ向きにでも頑張るぼっちちゃんを応援したくなっちゃいます。
旅する海とアトリエ (1)
森永ミキ
芳文社
2019-11-27
自分の名前のルーツを求め、ポルトガルに一人降り立った着物少女・海と、描けなくなったJK画家・リエの旅道中物語。海外の名所の、丁寧な描き込み具合はきららではかつてなく、様々な人との巡り合いと別れを描く様も、やはりきららでかつてない。 読むと作中登場したポルトガル菓子の美味しそうなエッグタルトに刺激され都内のポルトガル菓子専門店に急いだ羽目になります。
ふたりが家族になるまでに (上)
黒麦はぢめ
芳文社
2019-06-07
突然社会人従兄と二人暮らしすることになった女子高生あさひ。思春期真っ盛りなあさひちゃんと、ひたすら世話焼きなジローさん。「ふたりが家族になるまでに」はてさて、どんなドラマが巻き起こるのでしょうか。じんわり温かい、これぞファミリー4コマと言える作品です。 上巻と銘打たれている以上、下巻で完結します。こうした作品の作り方は4コマでは非常に珍しく完結までの道筋が当初から明確であるということ。 また、若干のネタバレを含めてしまいますが、この「家族」という意味合いは複数ありますね。 さて、物語の完結となる下巻では、どの意味合いでふたりは家族になっていくのか、とてもとても楽しみです。

FlowerThiefさんの既刊部門4コマオブザイヤー2019!!

鬼桐さんの洗濯 (2)
ふかさくえみ
竹書房
2019-06-17
洗濯は科学! そして鬼桐さんの洗濯は少し不思議! つまり、これがサイエンス・ファンタジーってことですね!!
スターマイン (10)
ストロマ
一迅社
2019-11-21
私は最初っっっから志染さん派でしたよ!!?
白衣さんとロボ (3)
竹書房
2019-09-17
あまり私は「終わって欲しくなかった」とかは言わないようにしているのですが、この作品に関しては、本心から「終わって欲しくなかった」と言います。 いつまでも読んでいられるクオリティがあった! いつまでも、あのレトロで懐かしい雰囲気の中で、新しいシュールさと出会いたかった!! それをいつまでもコタツの中で味わっていたかった・・・。
ローカル女子の遠吠え (5)
瀬戸口みづき
芳文社
2019-09-05
瀬戸口みづきさんは、一言でいうと「4コマ巧者」。凄いうまい。そんな匠が作った「ローカル女子の遠吠え」は、いつも味が染みてて、いつでも気軽に食べやすい「しぞーかおでん」のような作品なのです。 「めんつゆひとり飯」とどっちにしようか本気で迷った。
世界の終わりに柴犬と (2)
石原雄
メディアファクトリー
2019-11-22

FlowerThiefさんと似た人

まなつか
どどど
K-小松@31日西お43b
たっちー
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かた    まい
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ましろ@ライター
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泣き虫な黒猫
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