4コマオブザイヤー2018
ましろ@ライター@mashirogさん
mashirogさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2018!
恋する小惑星 (1)
Quro
芳文社
2018-03-27
新しい小惑星を見つける。宇宙飛行士になる。地図を作る。みらたちの夢は途方もなく大きく、叶いっこないと言う人もいるかもしれない。けれど、諦めない限り夢は終わらない。それぞれの夢を追いかける地学系女子(ジオジョ)たちのまっすぐな瞳が眩しい、あれがきららの一番星。
マツ係長は女ヲタ (1)
奥十
芳文社
2018-03-07
美人で仕事もできるマツ係長の秘密。それは、地味なアイドルが好きな隠れヲタであることだった。自分が応援しなければという使命感と、だけど有名になると寂しいという複雑な感情は、マイナー趣味を持つ人なら共感できるはず。その趣味の最たるものが「4コマ」なのかも…?
水曜日の夜には吸血鬼とお店を (1)
羽戸らみ
講談社
2018-01-26
とあるゴスロリショップで働く、吸血鬼のウェンズデイと人間の理沙の日常。一番の売りであるゴスロリ衣装は、毎話必ず4コマぶち抜きで描かれる徹底ぶり。天然な理沙の世話を焼きつつ、実は理沙に振り回されているウェンズデイという捻った関係性も微笑ましい。
みっちゃんとアルバート (1)
森長あやみ
竹書房
2018-05-17
大学生のみっちゃんは、突然現れたクマ型宇宙人アルバートと共同生活を送ることに。キモ可愛い見た目に反して純粋なアルバートと、そんなアルバートを容赦なくこき使うみっちゃんの温度差がシュールで、どこから読んでも楽しめる。これぞギャグ4コマと呼びたい一作。
月のテネメント
塀
一迅社
2018-06-22
潮風とコーヒーの香りが漂う月島の喫茶店に集う人々を描く、塀先生の最後の4コマ作品。再開発によって風情が失われつつある月島の町並みに、作者の4コマへの惜別の思いが重ねられていると感じるのは考えすぎだろうか。今までありがとう。だけど終わらないよ、月島も4コマも。
mashirogさんの既刊部門4コマオブザイヤー2018!!
未確認で進行形 (9)
荒井チェリー
一迅社
2018-07-21
9巻になって遂に、真白がまゆらに、このはが仁子に自分たちの正体を告白する。予想通り軽く流したまゆらはともかく、仁子が見せた反応には意表を突かれた。好みが分かれるキャラだと思うけど、荒井チェリー先生の作品にクセのある子はいても悪い子はいないと再確認で進行形。
中原くんの過保護な妹 (4)
ほっぺげ
竹書房
2018-03-07
祐介を甘やかしまくるまりあと、さえないけど決めるときは決める祐介。周りがどれだけ嫉妬しようと、この兄妹の絆には誰も割り込めない。……と思いきや、4巻に入って麻帆が怒涛の追い上げ。こんな三角関係(?)ラブコメになると予想できた人が果たしていただろうか。
オリーブ!Believe, "Olive"? (3)
文月ふうろ
芳文社
2018-01-27
全編エピローグといえる贅沢な最終巻。「魔法を信じない封印」が解けたスズは、先輩たちと幸せな日々を過ごすものの、別れのときは刻一刻と近づいてきて……。「信じる」という本作のテーマが、人間と魔法使い全体の問題へと発展し、そして収束するラストは必見。
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