完結巻(6巻では?)。高校射撃部の少女たちを描いた物語も最終巻。せっかく後輩も入ってきたのに終わるのか~(それを言っちゃあ)。最後は大学射撃部との親善試合でしたが、私が見事だと感じたのは主人公の立ち位置とその“活躍”でしたね。普段はダメダメだけど、いざとなると覚醒するタイプ。そんな彼女の成績に驚くも、射撃を楽しむことを重点的に描いた内容は素晴らしいものだったと感じます。ただ、ラストのあそこまでに至る道をもっと読んでいたかったと思うのは、私だけでしょうか?また、色んな少女たちが登場して1人1人個性的でしっかり描かれていたのも好印象。私は貝島さんと和泉さんが好きでしたね。そんなこんなで楽しませていただきました!いや本当に面白かった。アニメ続編ないだろうけど、やってほしかったなあ……
神仙寺瑛さんの完全新作。ツンデレな男子と天然ふわふわ系女子のラブコメディ。ツンというには尖りすぎている龍崎静とおばあちゃんみたいな渡辺小梅。なかなか縮まらない関係にやきもきして、想いが通じたら良かったと喜べる。感情を作品に委ねることがこれほど心地よいほどとは。特に1話目に注目してほしいです。新作を始めるにあたってこれほど完璧な1話はなかなか見られません。
博多を際立たせるためのキャラだと思っていた東京から博多の大学に来た青梅くんだが、回を重ねるたびに天然系残念キャラを暴走させていくのが面白い。博多あるある以上に青梅というモンスターキャラが大きくなっているのではないかと最近思い始めている。呆れながらも青梅くんと良い関係を築いていく博多女子の煌(きら)も良いキャラだ。
女子中学生の恋愛研究の日々(何も間違ってない)を描く宮原るり先生の作品も遂に最終巻、完結の感慨深さに感情が追いつきませんが、応援し続けた読者としての日々もとても楽しいものでした、もっかいアニメ化して・・・(切望) 個人的にはこの後に発売された「恋愛研究レポート」に収録されたスピンオフを読んでこその完結とも思いますので是非に、特にスズの話を読んで!!
1巻のときからそうだけども、この作品を読んでいると湯川さんと朝永くんの不器用な恋を応援してしまうんだよなぁ。 でももちろんそれだけではなく、この二人の周りにも不器用な恋をしている子たちがいたり、本題の湯川さんと朝永くんの恋はうまく進むどころか明後日の方向にドタバタと。 だがそれが面白くなる理由。もっと長くこの不器用な恋とドタバタぶりを応援したかった…!
アニメで放映されたストーリーはちょうどこの3巻の収録内になります。モンロー先輩と桜先輩の頼りになる上級生2人が卒業し、悠と千景のふたりの新入生の加入で新体制になった地学部の5人の活動もまた魅力的ですね。ただひとりの最上級生で部長となったイノ先輩のがんばりがほほえましい。
頭にずっと残る名言、ぼっちちゃん達のインパクトのある行動や反応の面白さは2巻になっても衰えてなく、結束バンドの活躍、成長を話が進むにつれてますます感じ、見守りたい気持ちが強まりました。文化祭のエピソードのクオリティの高さは群を抜いてました。
新作は驚きの2ndシーズン、新キャラで初心者バンドやろうよもの。なのだが、楽器初心者がぶつかる壁を上手に各話に取り込見つつ各キャラの上達を見せていった上で人間関係の推移を見せていくところは話として非常に上手く出来ている。次の話に手を伸ばしたくなる力がある。
捻くれた陰キャお嬢様、といったガワで隠しているがその実はとても純真なキャラ達が微笑ましい友人関係を築いていく至極真っ当な青春物語。何気ない友達の一言を思い出して「今日はもうちょっと頑張ってみよう」と足を踏み出す、そんなささやかな成長の様子が爽やかで、眩しい。
引っ込み思案な主人公と明るい宇宙人な女の子が出会った!画面の寄りと引きのバランスや気持ちの描き方が丁寧で引き込まれる作品。出てくる子たちがとにかくキラキラしていてまぶしい…おでこぱしーは発明ですね。本当にロケットを作って宇宙を目指してしまうのか、物語の行末も気になります。
宇宙という未知なる世界を目指すガールミーツガールものである本作は、その目的地である「宇宙」だけでなく「他人の考えていること」という未知の世界への踏み込みも細やかに描いていてとにかく心に刺さる。 そしてとにかく画が綺麗!4コマというフォーマットの中で数多くの表現を使い分け、シーンごとに浮き沈みする繊細な心情を表現する演出技巧は圧巻。
沖縄でシュノーケリングする女の子たちのお話。綺麗とか可愛いとかだけじゃない海や生物に関する知識もほど良く丁寧にコミカルに描かれていて、ゆるくもテンポいい会話や絵柄も空気感もすてきな作品でした。旅行しづらい今の状況もあってか、余計にきれいな海とかまた行きたいな…って気持ちになりました。
新入部員の兎和を迎えて気持ち新たに大会へ向けて練習を重ねるチア部だけど、手術を控えた女の子を応援したい気持ちもあって……?いつだって目の前の誰かを応援し続けてきたこはねたちの選んだ先の光景を見届けてください。 単行本収録分はモノクロになっていますが、最終回のカラーページがとても良いのでぜひ見てみてください。COMIC FUZで最終回が掲載されたキャラットを購入すれば読める、はず。有馬さんの静かな、でも満ち足りた表情と涙にグッときました。ラストで花和が涙を見せないのもカッコいいんだよなあ。

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