T7oggiさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2022!

桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい! (1)
相馬康平/日下氏
芳文社
2022-01-26
アニメの悪役令嬢にあこがれる小学生 桔香ちゃんと彼女のシモベ(?)3人による日常コメディ4コマ。もともとは大人しい性格だった桔香ちゃんが悪役令嬢ムーブによってちょっとずつ交友が広がっていく様子と、周囲の同級生たちも桔香ちゃんの悪役令嬢を目指す奇行に呆れたり戸惑いながら彼女の素の優しさや面倒見の良さに惹かれていく様子が面白い。 日下氏先生の丸っこいフェイスラインやちょい等身低めの作画が小学生っぽいかわいらしさにつながっていて好きです。
えるくえすと!~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~ (1)
むらさき*
芳文社
2022-07-27
ゲームの世界から飛び出してきた勇者 エルヴィーラはレベルも覚えた魔法もすべてリセットされてしまっていた!元いた世界に帰るべく現実世界で色んな経験を積んでレベルアップ=転移魔法の習得を目指すが、僧侶のルチアをはじめ次々にゲーム世界の仲間やモンスターが現実世界に現れて……? ゲームショップでのバイトを頑張ったり、本屋さんでのお買い物に目移りしたり、現実世界での体験を満喫していくエルヴィーラたちがほほえましくてかわいいです。1巻のなかで特に好きなのは魔法使いのエルフ・アレッタが仲間に加わる回。アレッタは遅咲きながら長年のたゆまぬ努力によって魔法を極めたエルフですが、現実への転移時にエルヴィーラと同じくレベルと魔法がリセットされてしまいます。そんな彼女がリセットの事態に一度はくじけながらも再スタートへ向けて「地道な努力は慣れてる」と言ってみせる姿がとてもりりしいです。 ゲーム世界出身組の装飾が細やかな衣装を描き切る作画にも注目。
ほぐして、癒衣さん。 (1)
ミナミト
芳文社
2022-08-26
求人誌制作会社の激務からくる不調に悩まされる後輩・カワちゃんと仕事のできる先輩かつ健康オタク・癒衣さんによる体の調子を整えるワンポイント健康知識4コマ、として始まったと思っていましたがいつの間にかこの2人を中心として営業部署の朝霞さんやメディア事業部の八潮さんたちを加えたそれぞれの感情の矢印が錯綜する社会人百合4コマに変貌していました。 クールな見た目ながらカワちゃんへの特別な感情ダダ洩れな癒衣さんのリアクションがツボです。
蜂も刺さずばうたれまい (1)
るりえ
芳文社
2022-08-26
高校入学を期に普通のJKデビューを目指す蜂須賀すずめだったが、ある日サボり常習犯の源元蛍に元ヤンの過去を知られてしまい……? 一筋縄ではいかない性格の蛍と、まっすぐで友達(ダチ)想いなすずめの関係が好きです。名家の生まれが災いして周囲から一歩引かれてしまっている蛍が、家柄関係なくやり合えるすずめとの関係を大事に思いつつも、決してベタベタした距離感にはならないところが心地よいです。 ゲーセン回のすずめが蛍の手を引いてゲーセンの中に入るコマ、元ヤンのすずめにとっては馴染みのある空間に、お嬢様であり場に不慣れな蛍の手を取って招き入れるエスコート感があってめっちゃかわいい。
お姉様のVな事情
MOTO
芳文社
2022-11-26
MOTO先生、絵がうますぎる。そしてきたないおじさんの作画に容赦と余念がなさすぎる。 ミユキさんの酒狂い・ギャンブル狂いネタのノーブレーキな瞬発力と、確かな画力で描かれるヒロインたちのビジュアルを存分に楽しめる1冊。読者としては予期せぬ単巻完結でしたが、MOTO先生がきっとカムバックしてくれることを祈っています。

T7oggiさんの既刊部門4コマオブザイヤー2022!!

こみっくがーるず (8)
はんざわかおり
芳文社
2022-03-25
女子まんが家寮という、こみっくがーるずならではの舞台設定が効いてくるエピソードが多かった8巻。まんが制作という孤独なお仕事のなかで、身近に同じ境遇の同世代の子がいてくれる張り合いや互いに与える影響のありがたみを感じました。あらためてスーパーネガティブなかおす先生が、マイペースポジティブな小夢ちゃんと同室になって良かったなあというのを連載期間の長さも相まってしみじみと思いました。そしてそんな寮生たちをつかずはなれずの距離で支えてくれている寮母さんこと、りりかさんにも新たな気持ちの変化があり……? りりかさんのエピソード、マジで良いので読んでください。
のむラリアット! (2)
こんぱる&ふじしまペポ
芳文社
2022-04-27
いよいよ大会に臨む梟池高校プロレス部。上級生と1年生でタッグを組む新人戦で、恵&翼、星&みるく、海音&桃のそれぞれのタッグが三様の試合を見せてくれます。 正統派タッグの恵&翼、ドタバタすちゃらかタッグの海音&桃の試合もありながら、個人的ベストマッチは星&みるくvs草浅高校の唐戸さん&階さん戦。それまで個人技が目立った星が、みるくとのタッグだからこそできる試合運びを見せる激アツ回です。 試合のクライマックスで、草浅高校のメンバーが唐戸さんに声援飛ばすとこ、相手チームにもこれまで注いだ努力と時間があるのを感じさせるいいシーンですね。
むすんで、つないで。 (3)
荒井チェリー
芳文社
2022-10-27
完結となる第3巻。つなぐやかのちゃんたちの何気ない会話をもっと読んでいたかったです。あらためてみんなの一つ一つの表情がかわいいの、荒井チェリー先生のキャリアの最先端を見れているという喜びがありますね。ハロウィンで鳥居さんにイタズラしたあと、舌を出すゆりちゃんと81pの扉絵のゆりちゃん(観葉植物と戸棚の前で座ってるゆりちゃんです)の表情がとくに好きです。
しずねちゃんは今日も眠れない (2)
逸見
芳文社
2022-05-26
しずねとあかりがお揃いのキーホルダーを買う回、今年読んだ4コマ作品のエピソードのなかでトップクラスに好きな回です。中学ではじめてできた友達とのお揃いに高揚するしずねですが、そのキーホルダーをなくしてしまった申し訳なさから見つけるまではあかりに合わせる顔がないと彼女を避けてしまいます。あかりも、自分のクラスですこしずつ交流を広げているしずねを見た矢先の態度の変化に、仲たがいのきざしを感じて落ち込んでしまいます。ふとしたきっかけで生じる遠慮だったり、相手に嫌われたくないからこその行動がすこしずつこじれていく様がリアルで、またその中でしずねとあかりが感じる友情の揺らぎや不安の描写も丁寧な出色のエピソードだと思います。ラストで、しずねが気に病みすぎないように文面を考えるあかりも優しくて良い。
同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果 (3)
紺色3号
星海社
2022-07-08
ひろみとのばらの過去編を中心に、ジュリ・ひろみ、伊緒・のばらのそれぞれが関係性を一歩前進させる激動の3巻。ロミジュリモチーフの作品で、バルコニーのシーンのオマージュ出てくるとやっぱテンション上がりますね。ひろみとの関係について「自分から線引きした」と考えていたジュリが、寮の玄関を出て自分からひろみを迎えに行くの、めっちゃキレイで好きです。

T7oggiさんと似た人

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ひじきの煮物
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マイロ・Ω・一郎(きらファンサービス終了に涙流す者)
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