なをををををを@70_pockyさん70_pockyさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2020！
ななどなどなど (1)
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宇崎うそ |
| 芳文社 | |
| 2020-03-27 | |
| ポップな絵柄、ギャグやセリフの研ぎ澄まされたセンス、友人関係の広がりの描写の抜かりなさなどなど個人的オブザイヤー！各キャラクターがいきいきしていて、なおかつ(いい意味で)二次元的でないラインを保っているのが凄いところ。単行本発売時期が悪すぎたのでもっと背中を押されてほしい作品でもあり… | |
星屑テレパス (1)
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大熊らすこ |
| 芳文社 | |
| 2020-07-27 | |
| 宇宙という未知なる世界を目指すガールミーツガールものである本作は、その目的地である「宇宙」だけでなく「他人の考えていること」という未知の世界への踏み込みも細やかに描いていてとにかく心に刺さる。 そしてとにかく画が綺麗！4コマというフォーマットの中で数多くの表現を使い分け、シーンごとに浮き沈みする繊細な心情を表現する演出技巧は圧巻。 | |
紡ぐ乙女と大正の月 (1)
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ちうね |
| 芳文社 | |
| 2020-06-26 | |
| 時代を隔てた過去へのタイムスリップもので大変なところはやはり過去の世界をいかにリアルに描けるか…というところ。そのために必要なのが膨大な情報の収集とその情報の適切な取捨選択なのだが大正時代へのタイムスリップ作品である本作はその点にまったく手を抜いていない！なんと大正時代当時の気象情報から、作品内その日の天候を作中に反映させるほどの徹底ぶり。そういった情報の整理の中にキャラクターが埋没していない話作りも素晴らしく、拘りが詰まった作品。 | |
エンとゆかり (1)
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しろううらやま |
| 芳文社 | |
| 2020-09-25 | |
| 本作の魅力は多々あるがもっとも特徴的かつ鋭い部分は「画」。単純な画力の高さももちろんだが、4コママンガの新たな可能性ともいえるコマの流れから生じる視線誘導を用いた流れるようなアクションやコマが同じ大きさで分かれていることから作り出される演出には何度読んでも思わず唸らされる。これからも目が離せない一作、ぜひその目で、できれば紙の単行本で確かめてほしい！ | |
むすんで、つないで。 (1)
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荒井チェリー |
| 芳文社 | |
| 2020-08-27 | |
| 近年のきらら作品でフォーカスされている「異なるコミュニティにいても繋がっている関係」という概念がベテランの技巧で、なおかつ新鮮味のある形で描かれている作品。「神隠しによるコミュニティの別離」という一見突飛で重い設定を重く感じさせないで上記の概念に落とし込んでいる点に作劇パワーの強さがある。太い幹のような力強さがある本作、これからの展開も楽しみ！ | |
70_pockyさんの既刊部門4コマオブザイヤー2020！！
ぼっち・ざ・ろっく！ (2)
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はまじあき |
| 芳文社 | |
| 2020-02-27 | |
| きららにおいて一大ブームとなりつつある「陰キャ主人公」の波の先端を走り続ける本作。文化祭でのパフォーマンスや主人公の正体から生まれる波乱など、飽きさせない展開と思い切りのあるギャグが織りなすビビッドな作風は今巻も健在！ | |
スロウスタート (8)
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篤見唯子 |
| 芳文社 | |
| 2020-10-27 | |
| ついに主人公・花名の抱えてきた秘密が明るみになる巻。ぽつぽつと語られる花名の独白や、それに関わるキャラクターたちの心情描写の細やかさに大きく心が揺さぶられる。同巻収録の花名の母親が来訪するエピソードなどもじわりと沁みる。 | |
旅する海とアトリエ (2)
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森永ミキ |
| 芳文社 | |
| 2020-11-26 | |
| 伸びやかに様々な場所へ足を伸ばし、その先で色々な関わりや文化を感じ、楽しみ長い旅の終わりにふたりがそれぞれ見つけ出したものとは。読んでいて自分も長い旅をしたかのような満足感を得られる作品。それに説得力を持たせる広々とした情景作画も見所。 | |
先パイがお呼びです！ (2)
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むっしゅ |
| 芳文社 | |
| 2019-12-26 | |
| 派手なキャラクターや重厚な縦軸、背景がある作品は目を引くけれど、そういった要素のない作品でこそ心に残るセリフや発見がある。本作はまさに派そういった感覚が研ぎ澄まされた作品である。それゆえ、話が進むたびに深化していくふたりの関係や、学生生活のみずみずしい輝きの描写の鋭さにどきりとさせられる。特に花火シーンなどは必見。 | |
きんいろモザイク (11)
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原悠衣 |
| 芳文社 | |
| 2020-04-27 | |
| 「きんいろモザイク」はまさに時代を作った作品だったと思う。そんな作品が「終わった」ことではなく、「終わり」と「終わりの先」に向けてのエピソードで構成されていることが純粋な面白さとして今巻を彩っている。個人的な話だが、「きんいろモザイク」は自分を様々な作品に出合わせてくれたきっかけの作品でもあるので、感謝も込めた一票。 | |
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