fukashigidollarさんの選んだ新刊部門4コマオブザイヤー2014!
たらちねパラドクス(1)
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塀 |
一迅社 |
2014-06-21 |
まず冒頭で一迅社に偏ってるのをお詫びします。
ぱれっと創刊号からの読者なのでご勘弁を・・・
さて、今年のずば抜けNo1でございます。
4コマ手法としての巧みさとかはいろんな方が触れてくださってるので置いときます。
私が好きになった要素として上げるのが存分に漂う「人情臭」と「インテリ臭」。
「女子高生が」「生徒会の」「VPNを設定する」なんてネタは予想もつきませんでしたw
理系(というか情報系?)男子は作者である塀先生のtwitterアカウントフォローすると幸せになれるよ! |
くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!(1)
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ストロマ |
一迅社 |
2013-12-21 |
ストロマ先生といえばやはりスターマインが有名で、多彩なキャラクターとその関係図が魅力ですよね。
こちらはスターマインよりメインキャラ数は少ないと言えそうですが、人物相関の複雑さはこちらが上かと思います。
癖のある面々の柔らかいような毒のあるような流れなのに、しっかり笑いを取りに来るのが素敵です。 |
オート/コーネル
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イガラシユイ |
一迅社 |
2014-03-22 |
典型的なようなそうでないような4コマギャグ。この作品の魅力は女性キャラの可愛さではなく「ちょろちょろ挟まって大事なところ持っていく男性キャラ陣」にあると思ってます。
普通の萌え4コマかな?と思って買ってみて、是非男性キャラ陣におもいっきりツッコミを入れてほしいw
「性格:弱パンチ」という言葉 字面は「?」ですが、これほどしっくり来るとは思いませんでした。 |
区立ユーカリ学園 明日がんばる
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藤田里奈 |
徳間書店 |
2014-07-11 |
ここから2作品はコミックリュウからです。
こちらは4コマといえば4コマですが、基本1ページ1本です(つまりコマが横長)
なれない画面で繰り広げられる「まともな奴いねえじゃねえか!」系シュールギャグ。よく思いつくなこんなネタw が満載です。 |
すみっこプリマU-15(1)
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三ツ沢大介 |
徳間書店 |
2014-10-11 |
この作品は投票選択肢に入ってることに驚きました。4コマ漫画とは考えにくいからです。
確かに「1ページ2列構造で縦に順に読み進める」構造は4コマ漫画のソレですが、内容は基本的にストーリー漫画。
「それでストーリー漫画できるん?」と思った方は是非ご一読を 読み進めるごとに違和感は消えていき没頭できます。 |
fukashigidollarさんの既刊部門4コマオブザイヤー2014!!
オレンジぐんだん(2)
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高原由 |
一迅社 |
2014-09-22 |
4コマ誌の中ではマイナー扱いのぱれっとにおいて、更にマイナー扱いであろうこの作品ですが、迷わず単行本買ったほど好きな作品です。
女の子4人組の学園日常系という王道枠でありながら、4人の関係が絶妙に「遠い」 仲良く近くでありながら、依存しきったところのない読んでて気持ちのいい関係です。
あとは「永遠の準レギュラー」枠である恋ちゃんの立ち位置が良いスパイスだったりしますw |
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(3)
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小杉光太郎 |
一迅社 |
2014-07-31 |
アニメ化で一気に有名になりましたろこどる。何がいいって「ど安定で安心して読める」ところですね。
しかしそれは平々凡々という意味ではなく、「漫画としての安定性がある」かつ「ろこどるという微妙に外したメインテーマ」が合わさって「安心して読めるけど退屈しない」という作品です。
アニメから知ったって人は原作も買うんだ さあ |
ちょっとかわいいアイアンメイデン(3)
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α・アルフライラ |
角川書店 |
2014-07-03 |
今回投票する中で唯一雑誌本誌を買っておらず単行本で追っている作品。
掲載誌移籍もあってちょっと柔らかくなっちゃったかな?感がありましたが、女子校の「拷問部」という斜め上設定で突っ走れるのがまず驚嘆。「拷問」「洗脳」あたりの考察、解説のガチっぷりが面白さを上乗せする。この辺が原案・作画が分かれてることの強みか。
あとカバー下のゲストイラストが藤枝雅先生でびっくりしたーよ |
fukashigidollarさんのAnniversary 部門4コマオブザイヤー2014!!
スターマイン (1)
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ストロマ |
一迅社 |
2010-03-20 |
この部門については読んだことあるのがこの作品だけでしたので実質1択でした。色々ごめんなさい。(どうも何にしても王道を外れていくスタイル)
打ち切りの厳しい一迅社雑誌で長くやれるのにはわけがある。安易なハーレムものに収まらないのは「欲張ってない」からでしょうか。「今月号はここにフォーカス」がはっきりしていて、登場人物は多いもののひっちゃかめっちゃかにはならない。そして読みこむごとに相関関係が見えてきて面白くなる。
もう一つポイントとして、「男性キャラがしっかりしてる」のが魅力です。主人公の頑張りつつも垣間見えるリアルな弱さ。「嫁にしたいぐらい超ナイスガイ」というキャラ紹介に頷ける小原くんの立ち位置。ただ女性キャラが可愛いだけじゃこの面白さは出ないでしょう。 |