終わってしまったのが残念でならない作品です…美少女たちの血と汗と涙(ほぼ血)の物語、もっと見たかった。大学生が主役というきらら系作品にしては珍しい設定から描かれるエピソードには新鮮さがありましたし、強いパワーと個性を持ち合わせた作品です。ラスト二話の「突然なんだよ…?」→「いやほんとに突然なんなんだよ!!」感は必見。
多くのきらら作品とは別の意味でのドキドキビジュアル。可愛い絵柄と逆に、どんどん過激になっていくネタが面白くて、たくさん笑わせてもらった! そんな、他の追随を許さない個性、笑顔でミサイル打ってくるようなところが好き。
願書の出し間違いで美術科に入学してしまった桃音を始め、何らかの理由で美術科になじめない女子高生たちの居残り生活を描いた作品。絵の才能のなさや、自身の将来に悩むこともあるけれど、仲間と一緒に前に進もうとする桃音たちの姿が尊い。もう一回言います。尊い。
間違えて美術科に入学してしまった桃音。美術はてんでダメだが、居残り仲間の4人とともに美術科で頑張ることにする。可愛らしいイラストもさることながら、心理描写は特に秀逸。それぞれのキャラクターが人間として非常に魅力的に描かれている。
美術部(部活)でなく美術科(学科)なのだ。そりゃもう「どうして!?」である。登場人物相互の関係構築と、各人と「美術」との関わり方を丁寧に描いているあたりに確かな読み応えがある。きらら系のスタンダードにして要注目作。
期待の新美術学校4コマ。間違えて美術科に入った主人公・桃音を初めとして、キャラクターみんなが自分に何かしらの引け目を感じているところに共感を覚えます。中でも強い共依存的な関係にある桃音×黄奈子のカップリングが最高であると。

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