タイトル通り、主人公が記憶喪失なのにとことん楽観的で楽しいです。女性同士の同棲における生々しいエピソードを「記憶喪失」と絡めてまったく新しい百合エピソードにできるのがすごいなぁ、と。愛が強い無敵感のある主人公のおかげで常に安心感みたいなものがあるのが良いと思います。
単純明快にしてズル技極まりない状況設定からとにかく甘々の百合を無限に投げつけてくる。すでに一度結ばれたカップルの片方を記憶喪失にすることで初々しい恋愛と長年連れ添った空気感を同時に味わわせることに成功しており、完全に発想の勝利というほかあるまい。
日本出身のサトコとサウジアラビア出身のナダはルームシェア中。 外国人から見たら、日本人だって外国人。愛即知・知即愛なんて言葉を持ち出さなくても、相手をひとつずつ知っていくことが、習慣も常識も違う他者と暮らすうえで大事なのかも。
とにかくマリアンが可愛い。マリアンのために動き回るまわりの人たちの気持ちがよくわかります。大我の舎弟たちも気の良い人ばかりで、みんなでマリアンを囲むシーンはほのぼのします。もう終わってしまったのが残念ですね。
今年のベスト次点。何といってもヒロインのかわいらしさが飛び抜けている。まさしく天真爛漫の一言。そんな彼女を見守る主人公の格好良さも表面的でなく練られていて、基本的にはこの二人で成り立っていた作品だな、と。連載が終わってしまったのが悲しくてならない。
彩葉さんと始くんの、アツアツ新婚生活。家電を買う。ドライブをする。ありふれた夫婦の日常が、OYSTERさんの手にかかると最高のギャグ4コマ、最高のラブコメ4コマになる。帯のコピー、「こんな嫁がほしい」とかでなく「こんな夫婦になりたい」なのが素敵だなと思いました。
今年のベスト。作者の尖った作風の裏に影を潜めていたポップさが全開で花開いた傑作。初々しいラブコメとしても上質なギャグものとしても楽しめる多面性。何より間口が広いところがすばらしい。問答無用に誰にでもおすすめ。
甘い!甘いなぁ、新婚生活!(>_<)ノ 彩葉さんが可愛すぎるし、始がテキパキ対応しつつ、ふたリが好き合ってるのが読者に伝わってくる感がたまりません。OYSTER先生独特のクセになるやり取りも健在で読んでて楽しくなりますし!何度も読み直してニヤニヤしてますよ
星に願いをハーレム4コマも、ついにノルマあと一人を残す8冊目。ここまで来て、主人公の行成が本当にいい男に育ってきてくれていて、安心して読み続けられます。次巻はついに星っ娘のノルマ一周、果たしてここからどうお話が動くのか、そういう意味でも目が離せません。
同作者のゴーゴーダイナマイツもそうだけどキャラの心情を台詞なしの「間」で表現するのが秀逸な作品だと思う。そしてたまに入るモノローグがまたよい。この巻でじたばたしてるの主に大人なので余計に胸に来るものがある。6巻!6巻を早く!
こちらは予定通りの完結。ラストに近づいて家族が増えるのですが、お父さんもお母さんもペンションの4姉妹以上にヤバい人たちだったのには笑いました。 ハナ姉さんがようやく報われた(のかな?)のは、ほんとうに良かったです。
まゆりちゃんと博嗣さんのバカップルぶりに磨きがかかっているのも慶びの至りですが、この作品は、キャラクターを増やすよりも、キャラ間の相関図的なものをどんどん増やしていくことのほうに物語を割いているように感じます。結果として、ストーリーの軸線が増えていくと。
家庭の事情で田舎に引っ越してきた小学生が友達(妖怪を含む)と仲良くなり,田舎暮らしに馴染んでいくほんわかコメディー.郷愁を誘う温かい物語にほっこりします.さらにこの作品,画力がとってもハイレベルです.おどろけ!もののけ!
田舎に一人でばーちゃん家に越してきた裕貴と彼にしか見えないちんまい座敷童子とか妖怪達と織りなす、のんびり日常4コマ。幼馴染やクラスメイトとの、ほんわか交流がいいやね。座敷童子のざわ子のマイペースさが光ってます。あと何と言っても王道ツンデレの理緒ちゃんがかわいくてたまりませんよ!

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